カテゴリ:直枝政広のドンキー日記( 46 )

ナオエのドンキー日記 #25

今年もよろしくお願いいたします。おれは年男だそうですが、まずはのんびりスタートな感じで。ストブラは春頃にまたやりますよ〜。

1月7日
 Donna Regina 『Late』、Sally Spring 『Mockingbird』、中古LP Bert Jansch『It Don't Bother Me(自由と魂)』を購入。今日は泡盛ぐいぐいいく。新年会続きである。あと三つくらいあるかもしれない。
BGM : Sally Spring 『Mockingbird』

1月5日
 地下鉄千代田線同盟の飲み会。湯島にて日本酒ぐいぐいいく。バーに移動、そのあとカラオケで「ハリウッド・スキャンダル」を歌ってから気絶。次回は根津で飲む。
BGM : Karen Dalton 『It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best』

1月4日
 湾岸スタジオで新年会。手作りのモツ煮込みも何もかもがおいしかった。明け方までゲームで笑いこける。
BGM : Karen Dalton 『In My Own Time』

1月3日
 今日は餅はなし。しかしロッテのチョコパイはやばい。両親を乗せて品川。天祖神社に御参り。
BGM : Muddy Waters 『The Complete Plantation Recordings』

1月2日
 何もしない。髭すら剃らない。
BGM : String Cheese Incident 『Live At Thomas Wolfe Audiorium 2006-10-07』

2007年
1月1日
 今年もどうぞよろしく!どうやらおれは年男らしい。一陽来復のお札を24時ジャストに貼る。だったん蕎麦食って風呂入って引き続きロスナイの掃除したりレコード棚の整理。仕事なみに集中する。年明けBGMはフリートウッド・マック。そしてデヴィッド・グリスマン・クインテット。最高の音楽。正午に雑煮。何個かわからないけど山盛り3杯でやめとく。部屋の掃除したらスピーカーが良く鳴った。晩の買い出しついでにひとりでお寺に詣で。テレビは見ない。でも時間はあっという間に過ぎてゆくのであった。
BGM : Fleetwood Mac『Fleetwood Mac』(180g 重量盤)

12月31日
 廃棄処分するCDを集めたり、床に並べたりとっちらかったままだったレコードや棚の整理。大量のLPレコードと格闘、これも結構ないい運動になる。2006は試練の年だった。これまで何年も突っ走ってきて精神も肉体もへとへとだったが、アルバム制作に始まり、とことん間違えたライヴと、とことん良いライヴの両方を体験しつつ試行錯誤。お客さんの前で成長できた。医者にもよく通ったが、後半はよくやったと思う。弾き語りソロとAXは歓びの極みだった。良い音楽との出会いも多かったが、全体に発掘と見直しの時期。今年のベストはここにきてGeorgia Ann Muldrow。iTunesのトップ1はBonnie Pink「A Perfect Sky」。友人たちとよく話し、食い、よく飲んだ年。来年は十分にリラックスしてから始動する。
BGM : Travis Wammack 『That Scratchy Guitar from Memphis』

12月30日
 実家で恒例の餅つき。恥ずかしくて書きたくないほど食う。山盛りの雑煮5杯。納豆と大根おろしで2個。長見順の新譜『クーチークー』は脳内シンフォニックな大傑作!脳みそから胸のおくまでジンとくる。ほんとまいった、もう泣く!さすがだ!
BGM : 長見順『クーチークー』

12月29日
 夜、ユニオンの五十嵐くんと。貸してたレコードと頼んでいた分厚いビートルズ本の受け渡し。茨城まで車で送る。初めて走る道だ。とにかくあたりは真っ暗だが「夏は蛙の合唱です」と言うとおり、のどかな場所に違いない。夜空は澄む。帰り道に流れ星を見た。ハッとして3秒後、商売繁盛を祈る。
BGM : Karen Dalton 『In My Own Time』

12月28日
 ザッパ家から『The MOFO project/object』4CD届く。
BGM : 『Modern / Kent The Best Of Blues Guitars』

12月27日
 タリーズでコーヒー買って赤坂グラフティ。リハ終えてぞろぞろと時間潰し、ルノアールでおしゃべり。「おれたちはバイキングたべられるのだろうか?」とか。プンクチル。素晴らしい。名前通り(PUNKCHILL)癒しパンクか。世界一音の小さなパンク・バンド。曲も粒ぞろい。2007年はみんな注目すべき。ソフテロはもがいてがんばっている。すごくいいこと。時間をかけて体力をつけていくだろう。鈴木博文さんは緊張感をのせて、ロマンを越えて。さすがの説得力。日本のどこにもない個性。太い涙がよく似合う上田ケンジは博文氏曰く「素直な歌い方」。さすがにアコギを弾くベーシスト同志、寂しがり屋の波長がよく似ている。いい曲ばかり。ブレがない。キーボードの十川さんもユニークな個性強めに好サポート。おれは「大食漢」「ハッピー☆アンラッキー」「やるせなく果てしなく」「コズミック・シーのランチ・タイム」「Wild Fantasy」。政風会では「裸足のリタ」「霧笛」「大寒町」。指弾きでトリップ感を出す。感情こめて出来た。政風会は2007年に正式に復活する。来年はきっといいCDができると確信している。ラストは「JUICY LUCY」。一色さんのMC爆発後「ボクハナク」。終演後、飲みながらみなさんとお話。観に来てくれた鈴木慶一さんに弾き語りを褒められる。そこからみんなして恵比寿のBARへ移動。ワインたらふく飲んで音楽の話ばっかり。めちゃくちゃ楽しかった。一色さんとも最後まで。朝まで飲んだ飲んだ。電車でさすがに気絶。

12月26日
 湾岸で政風会のリハ。雨で道が果てしなく混む。羽田線分岐手前にて口ずさむと曲が閃いたはいいが、うっかり間違えて直進、大黒埠頭方面へ。しかたなく空港中央から天空橋にでて環八。無事にリハ終え高速で千葉市。ヤマジュンからラモーンズのDVDなどを受け取りドンキー。大食いのふたりとも最近食が落ちたので150gにしておく。夜中のリサイクル屋でデラボニCDを700円。激しい雷雨。ヤマジュン家のまわりも水害。14号のG.Sで「今日は運転恐いですよ」と言われる。まず、雨が激しすぎて前が見えない。途中、サンダーバード4号になったつもりで深い水中を走る。ところどころ通行禁止。なにより車が心配。運転してここまで恐い日もなかった。中森さんにメール「あの車は大丈夫!BMWならおしゃかでした」とのこと。
BGM : デラニー&ボニー『モーテル・ショット』

12月24、25日
 連続でふたつ忘年会。飲みすぎ。電車で気絶。駅寝過ごしと乗り間違えの連続でタクシー待ち行列にも参加。
BGM : Scott Walker 『Scott 4』

12月23日
 今日はぽっかり予定があいたので、休むことにする。ネット注文していたムーンライダーズのCM集『Moonriders CM Works 1977-2006』とNeil Young『Crazy Horse Live At Fillmore East 1970』が一緒に届く。素晴らしくPOPなライダーズCM集にはおれも2曲ほど関わった曲がある(その「明星一平ちゃん」には別ヴァージョンがかなりの数あるはず。「キリン・ラガー'95」ではたしか青山くんと一緒に歌った)。ニール・ヤングのアーカイヴスはおなじみのテイクもあるし、予想どおりながらなかなか楽しい。43分がやたら長く感じる不思議。最近毎日、海苔と納豆を食う。
BGM : Neil Young 「Everybody Knows This Is Nowhere」

12月22日
 車にのって品川。すこしボ〜っとしてから電車で原宿。美容院でカラー。Playlist MagazineでおすすめしたGino Paori『Se』がスタッフ陣に大ウケで、店内Playしているとのこと。うれしいねぇ。高円寺で激しく打ち合わせ、夜中は笹塚のイタリア料理屋で旨い食事(アンチョビのドレッシングで食うサラダが最高)。昨日から酒と食いが戻ってきた。実家で寝て、朝6時半に高速に乗る。太陽がすごく眩しい。
BGM : Mothers of Invention『We're Only In It For The Money』(MFSL)

12月21日
 ハリケーンでDVDの打ち合わせ。予定時間越え、急いでタクシーに飛び乗るも渋滞が恐いので赤坂見附で降りて銀座線で上野。居酒屋にてファン会報のインタヴュー。第4回でようやく『天国と地獄』まで話し終える。幼少時代からここまでを夜明け前編(笑)ということで括ってここで一回締めるのもありだ。居酒屋出たら隣が1杯300円の立ち飲み屋。「あと一杯だけいきますか」で日本酒。
BGM : The String Cheese Incident 『Chicago,IL 02-04-12』

12月20日
 年末なのに道がわりと空いていた。シブヤ楽器へアンプを受け取りに。真空管周りを交換、調整してくれた。毎年恒例、歳暮の米を積んで湾岸スタジオ。お母さんに海苔とみかんをいただいてしまった。鈴木博文さんと政風会のリハーサル。犬、でかいし舐められた。アシッド風味な演奏を楽しむ。昔のレコーディングで毎日のように通った懐かしいジョナサンでトマト・シチュー・ハンバーグのけんちん汁セット。夜9時が最初の食事とは。
BGM : Stark Reality 『NOW』

12月19日
 妙にハイな気分。NESTでマダムギター長見順と二階堂和美のライヴ。Openingはハッチェル楽団。おかしい。バンジョーの上手さとあのとぼけた表情、ツボだ。次は二階堂さん。マイ・ペースでたくさんのお客さんの心をつかんでいる。楽屋にてDVDをいただいた。トリはマダム。ブルースの枠にとらわれないやり方がとてもよく似合う。あらためて、たくさんの可能性をびしびし感じた。楽屋で「無意識が生んだお互いの楽曲」について語る。
BGM : Georgie Fame 『The Two fases of Fame』

12月17日
 Georgia Anne Muldrowのすばらしさよ。DIG誌の2006年ベスト10に入れたかった。いらないCDや靴だとか服だとかを整理。昔のステージ衣装やTシャツ等もったいないけどね。エレキングの帽子、ブービー・ショウ時のヴィンテージのスゥエット(60's Champion、銃弾穴有り)は残す。旅行鞄の中からなくしたと思っていたジッポーとか出てきた。
BGM : Georgia Anne Muldrow『Olesi : Fragments of an Earth』f0008928_1135266.jpgf0008928_114916.jpg
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by straight_branch | 2007-01-09 01:27 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #24

 サンキュー!巌流島、そしてサンキュー!AX!!!!!!!!!
来てくれた人ありがとう。応援ありがとう!!こないだのAX、とんでもなく素敵なことになって、感無量です。史上最高の演奏でした!!!ほんとスゲェ!!!感謝しきれません。ありがとう!ありがとう!ありがとう!今もまるで夢の中にいるようです。いまあの日の録音聴きかえしてますが、思っていたとおり、とんでもなく、めちゃくちゃいいです。これは事件ですよ!やばい、胸がしめつけられます。もうね、すぐ発売したいくらい。来春のDVD、その形態ともども是非楽しみに待っていてください。月末の27日には赤坂のグラフティでバンブル・イヴェント。そちらもどうぞよろしくです。


12月16日
 『MOFO』2CD素晴らしい。内容の違うDeluxe Edition 4CDも買わなくてはならない。というわけでザッパ家から直販。もう大変な年末。
BGM : Frank Zappa『MOFO』

12月15日
 断食後にてぽわんとしている。皮膚科に寄って塗り薬もらってから柏のユニオンにこりゃまた久しぶりに出かける。おれが行くとY店長、いつも休み。HIP-HOP売り場でかかったアルバムにギクっと反応、『Stones Throw Ten Years』の国内盤購入。おれの2004年ベスト、変人Gary Wilsonの名盤も出していたレーベルのオムニバス。ほんと素晴らしいコンピ。HIP-HOPを真剣に追わなくなって10年。その間にこんなおもしろい音楽の場がここにあったんだな。附録のMIX CDもバツグンに気持ち良い。雑食の音楽愛だなぁ。他にも驚きのデッドストック?あり、以後悩みたくないのでここぞと目をつむって清水買い。今日も収穫ありすぎ。いい店だなぁ。昨日から胃の中はからっぽだから何か食事をしないと。というわけで250円のたぬきうどんをゆっくり食う。
BGM : V.A.『Stones Throw Ten Years』

12月14日
 断食終了。観たヴィデオは「ロスト・イン・ラ・マンチャ」「ショーシャンクの空に」「ロング・グッドバイ」。フランク・ザッパ『MOFO』(Making of Freak Out)を発見。腹も減った。
BGM : Iggy Pop『The Idiot』

12月13日
 夜から断食。人生三度目の「梅湯流し」。その間はぼうとするので映画鑑賞。

12月12日
 ハリケーンへ楽器ひきとり。今年がんばってくれた'64 Deluxe Reverbをシブヤ楽器まで点検に出しに。よく世話になっている天祖神社で車のお祓い。ギターも積んでいたので一緒にお祓い。親父と並んで絵馬も書く。おふくろから米ぬかの入った木綿の袋を渡される。これで身体を洗うとすべすべして気持ちがよいとのこと。納車時の残りの古いガソリン減るまで2日で180キロ走行。しかしハイオク満タン、高っ!ここで最終的な問題点であるアイドリングの動作を確認、なるほど?
BGM : Georgie Fame『At Last』

12月11日
 日々不穏だったベクトラも今日はことさら調子良く外環大泉から富士街道。田無付近はめちゃくちゃ道が複雑で悩みつつ、Uターン連発で武蔵境の自動車工場へ。車検2年付き、走行距離4万キロで美品。1990年式旧型ベンツ190E納車。色はネイビー(メタリックではない)。愛車ヴェクトラとお別れ。さよならプー。中森さんと工場から喫茶店に移動。グチこぼし大会。おいしいコーヒーをおかわりしつつ道徳教育のトラウマについて考える。中森さんのベンツに誘導されつつ、井の頭通りを走る。滑らかな走り。工場のKさんがつぶやいた「オペルとは性能が月とスッポンですよ」その言葉は本当だ。
BGM : Tary Anastasio『Bar17』

12月10日
 品川で両親と食事。ほぼ寝ていた。

12月9日
 AX本番。絶頂を極めた。こんな風に歌えて幸せだ。あらくれたソロを3時間に1度思いっきり弾くだけでも幸せだと思えた。とにかく最高の気分。

 胸の奥にあった「長い休日」の終焉のイメージをいつか払拭したいと思ったのは10月の終わり。おれは遠い旅から戻って一気に時間の流れを再編成した。悲しいストーリーをただ演じないように、そこには痛点をも快楽に変える力が欲しかった。さらに、今に続くカーネーションの歴史をありえない音像で演出する勇気が、今その瞬間から次を描くはずだと。新たな決意を胸に選曲はほぼ一発で決まった。スリル・ホーンズが揃う最終リハの2日間を迎える頃にはメンバーのパワーは熟しきっていた。

Carnation
直枝政広(Vo.G)矢部浩志(Dr)大田譲(B)西池崇(G)長見順(Vo.G)渡辺シュンスケ(Key)鈴木桃子(Vo.Cho)武田カオリ(Vo.Cho)ロベルト小山(Sax.Flute)平田直樹(Trumpet)小泉邦男(Tromborn)そして開場時、幕間の演出は山本ムーグ(DJ)

演奏曲目
第一部
01. 長い休日
02. Lady Lemonade
03. Magic
04. 気楽にやろうぜ
05. I Want You
06. Butterfly 
07. Standin' All Alone
08. Lovers & Sisters
09. My Little World(ft. 鈴木桃子)
10. 未来の恋人たち(ft. 武田かおり)
11.Glory
12. あなたのあたま(長見順)

第二部
13. ハイウェイ・ソング
14. 獣たち
15. Midnight Kangaloo
16. スペードのエース
17. 恋の不思議惑星
18. アイ・アム・サル
19. 地球はまわる
20. Paradise Express

En.1
21. Wild Fantasy
22. ANGEL
23. Sweet Baby
En.2
24. 未確認の愛情
25. 夜の煙突


 この日、演奏を終えて、メンバーと「おれたちやったな!」と固い握手「最高だった」と矢部くん。大田くんも男気、手応えをかみしめていた。

 今日は大勢の心あるミュージシャンたちと思うがままに反応しあうセッション。オファー時にそれぞれに説明したのだが、各人にはひとつのバンドという意識をまず持ってもらった。決まったスコアは(オリジナル以外にもロベルトの新アレンジによる)ホーン・セクション譜と部分的なコーラス・パートのみ。この一見大らかそうに見えて、厳しいやり方ってありそうで、じつはあまりない。音楽的にはザ・バンドの『ロック・オブ・エイジズ』などにもすごく近いムードもあるが、ひとつひとつの音のあり方はもっと抽象的で衝動的で新しいかたち。たった一夜のためだけの演出の中で、どんな未知なる高みに行けるかが見せ所だった。

 ゲストのみんなとも心から喜ぶ。このままバスに乗ってツアーしたいよね、が合言葉。じつに明るく頼もしいメンバーたち。セッションにおいては思い込みの押しつけや無駄な注文はなし。雛形としての曲構成をふまえながらも、それぞれがストーリーを感じとってプリミティヴに気持ちを解放してくれるよう心がけたし、そう願った。制作スタッフ、舞台制作スタッフの意志もひとつ。「このコンサートは凄いものになる、うまくゆく」とリハの時から全員が口にした。おれたちは「その日、何が起こるのか」と想像を描く中で、たくさんの笑顔に助けられたし、すごく励まされた。そういえばおれ自身、こんなに声がすんなりと出たライヴも珍しかった。あたりまえのように毎度背負っていた重圧のようなものはリハを重ねてゆくたびに自然と軽くなっていった。

 この日、DVD収録のために気合い一発の録音をしにかけつけてくれた渡辺省二郎氏が終演後「最高!直し無しで行くべき!」と笑った。撮影したマッキーたちもロックな絵をリアルに掴んでいた。そしてなにより会場一杯のお客さんが大いに盛り上がってくれた。今年もあの会場に来てくれてありがとう!またライヴがあれば必ず観て欲しい。いつでも音楽の歓びを更新できるよう舞台を作ってみせよう。期待していてほしい。もちろん各地でやれるようがんばるので応援もたのみます。

 心優しき素晴らしい音楽家たち、お客さんみんなとの出会いや友達との再会に感謝。感謝。感謝。
※収録されたDAT音源、今聴いてます、あまりに良すぎる!
史上最高の出来!!!!!!!!!!!!!!!!!おたのしみに!

12月5〜7日
 スリル・ホーンズも入り、大セッション。こりゃ、やばい。こうして大人数で音を奏でていると、アフロ音楽の宇宙観みたいなものをふと身近に感じる。スペイシーな響き。P-Funk?ヘッズ?おもしろくてたまらぬ。リハ2日目の夜は懇親会。じつはおれが言い出しっペ。「飲みだからみんな電車で来てね〜」とずっと言ってた。しかしリハ終えた頃、マッキーから新宿歌舞伎町にすごいマッサージがあるとの情報を得、疲れもさすがにたまっているし電話予約、行く事に。みんな先に飲んでて、と出かける。一時間の料金で二時間たっぷり。揉みほぐしながら、おばちゃんがばしばしおれの悩みや気持ちを言い当てる。この疲れも皮膚の炎症も心の病なんだな。新大久保の韓国料理屋に着いた時にはお開き。みんなおいしいかった〜と。最終があるからしかたがない。すごく寂しかった。おそらくその時は新宿区中で2番目くらいにさびしんぼうだった。お腹もすいていたのでひとり吉野家ですませたらもっと寂しくなった。
BGM : Georgie Fame &The Blue Flames『R&B At The Flamingo』


12月3日
 リハ。長見、ロベルト、桃ちゃん、武田さん、シュンちゃん参加。ものすごくいい。歌いながら思わずにやけてしまう。エチオピアで野菜カリー20倍を。
BGM : V.A.『Chicano Soul San Antonio's Westside Sound Vol.3』

12月1日
 リハ。桃ちゃんと武田さん参加。6人カーネーション。桃ちゃんが北海道みやげにチョコボールの夕張メロン味を。あとジンギスカン・キャラメルをみんなで廻し食い。この味すごかった。半分のメニューを練習してるとあっという間に夜。実家で車庫証明受け取って車の書類を作る。
BGM : London Elektricity『Live At The Scala』

11月30日
 3週間おきで行くことになってる美容院。今回は28年ぶりにパーマ。癖毛っぽくなって何気にさわってみたりして。帰りはインドカレー。チキン・サゴアラ(Very Hot)とナン最高だった。もちろんビールも飲む。電車では高見順「敗戦日記」。いま昭和20年の5月。作者のいらいらが限界に。空襲警報鳴りっぱなしの中でも机の前で本を読まずにいられない姿。鎌倉の山から見た横浜〜東京の焼けて赤い空の描写がなんとも悲しい。2年前に出版された「風都市伝説」も今になってようやく読み終えるところ。
BGM : ビートルズ『LOVE』

11月29日
 毎年恒例インフルエンザの予防接種。受付で体温計もらって書類書いてたら、それを見てたおばあちゃん「あたしもやろうかね」「やっといたほうがいいですよ〜」。体温は35度5分。いつも低いんだよなぁ。ヴィデオ屋でVHS中古販売半額。「ヴァージン・スーサイズ」、コクトーの「美女と野獣」、松本清張「霧の旗」購入。しめて500円。ツアー音源と映像の配信がスタートした。コメント映像の中でかぶっている帽子は『Parakeet & Ghost』時の撮影で使用したもの。
BGM : Maighread Ní Dhomhnaill『No Dowry』


11月28日
 ビートルズやくざ藤本氏と恒例のカレー会食、2軒ハシゴ飲み。おもに『LOVE』について。その流れで何故かジュールズ(ホーランド)会発足。いくら酔っぱらっても根性で電車で本を読む。ネットで尾崎一雄「あの日この日」発見。講談社文庫4冊揃いを注文。
BGM : The Nonce『World Ultimate』

11月25〜27日
 リハ続き。中日にロベルトがファンキーにハッピーに合流。
BGM : Gabby Pahinui『The Best Of Hawaiian Slack Key』

11月24日
 渋谷公会堂にムーンライダーズを観に行く。濃厚で素晴らしいショウだった。話に聞いてから、気持ちが落ち着かなかくなったブツ、Sandy DennyのDVDをユニオン五十嵐くんが探してきてくれた。
BGM : ムーンライダーズ『Moon Over The Rosebud』

11月23日
 バンド・リハ。西池くんと長見順さん参加ですでに超ファンキーに。夜、ビートルズ『LOVE』を聴く。複雑な心境ながらもおもしろい。ホワイト・アルバムやくざとしては「バック・イン・ザ・USSR」のエンディングはみだし、Lchのベースに感動。「ハロー・グッドバイ」エンディング部にかさなる「ピッギーズ」のアイデアも音楽的に素晴らしい。批評する前に舞台を観たいところだが、どうしても納得のいかない箇所は「ブルー・ジェイ・ウェイ」にかぶさる「ひとりぼっちのあいつ」。それとサイケな流れにおける初期音源「抱きしめたい」「ヘルプ」の色褪せ感。続けてムーンライダーズの新作にどっぶりと。
BGM :ビートルズ『LOVE』〜ムーンライダーズ『Moon Over The Rosebud』

11月22日
 M市で中山義雄氏と会合。ディスク・ユニオン五十嵐くんにアーサー・ブラウン『ファイアー』の初回帯付きLPを貸す(紙ジャケCD『クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン』ディスク・ユニオン限定特典ミニチュア帯の原型に使用するとのことで、仕上がりが楽しみ。今月発売です)。中山さんが「絶対買ったほうがいい」と超おすすめで購入の アイリシュの歌手Maighread Ní Dhomhnaill 。とてつもなく美しい内容で心がほぐれた。
BGM : Maighread Ní Dhomhnaill『No Dowry』

11月21日
 早稲田でおれと桃ちゃん、武田さん、3人でリハ。武田さんとスタッフとメルシーでラーメンとポークライス。
BGM : Tray Anastasio 『Bar 17』

11月20日
 録画してもらった映画「とんかつ一代」をようやく初めて観る。キュート。最高としかいいようがない。「とんかつの〜油のに〜じむ接吻をしようよ〜」というエンディングの歌(コーラス)にもしびれた。
BGM : 関口紘嗣『粋(壱)』『粋(弐)』

11月17日
 というわけで、眺めのいい桃ちゃん家におじゃまして練習。おれは寝坊にて遅刻。武田さんは3ヶ月の赤ちゃん抱えたまま立って歌う。「7キロかぁ、重いでしょ?」「健康にいいですよ〜」とのこと。桃ちゃんの娘さんたち(双子)も帰宅。超にぎやかになった。全体も見えたし、お先においとま。大分昔に行ったことのあるファンキーな飯や目指して歩く。懐かしい味。寒風の中、中森さんに携帯で車について話を聞く。あとは書類のみか。明日でようやく水星の逆行は終わる。
BGM : 宇多田ヒカル「Keep Tryin'」

11月16日
 休肝日なしで今日も遅刻。ハリケーンにてPlaylist Magazineの取材の後、鈴木桃子さんと武田カオリさんと三人での初顔合わせ、ギター爪弾きでコーラスの練習。メニューは膨大。「明日はわたしの家でやりましょう」と桃ちゃん。時間が空いたので肉まん購入。青山でスタッフたちと飲み会。エビスは何杯でもいける。終電。

11月15日
 Playlistを考える。車の件で昔からなじみの保険屋さんに連絡。「直枝さん、こないだ新聞で見たよ、びっくりした」と言われる。本根氏と会食。

11月13日
 車を買い替える事になりそう。中森さんと携帯メールでやりとり。奥の方までしっかりチェック入れるとのこと、助かる。皮膚科。気分入れ替えのためにもと、仕事場の掃除。
BGM : Bob Marley & The Wailers『Catch A Fire』Disc-1(Deluxe Edition)

11月12日
 実家で6時に眼がさめるも二日酔いの頭痛。そこからまた果てしなく寝る。昼下がりにおふくろのリクエストでVHS「ハリーの災難」をデッキに入れて観る。夕方両親を連れて大井町の永楽。もやしそば。中森さんから「格安のいい車」情報あり。

11月11日
 6時間寝て出かける。上野で恒例の同級飲み会。夕方から居酒屋、ニコラス、ガード下の煮込み屋。と、大いに飲み食い、笑う。連日の飲み。さすがにばたんきゅーでそのまま12時間睡眠。

11月10日
 下北沢モナでDJ巌流島。弾き語りは「OOH! BABY」「センチメンタル」「火の玉ボーイ」(ムーンライダーズ)「ニュー・サイクリング・ブギ」「骸骨と貨物列車」(未発表)。骸骨では松江くん小里くんに参加してもらう。いい感じだぁ〜。松江くんソロはサンプラーを使ったミニマルな浄化音楽。美しいではないか!ムーグはあいかわらずキレるかっこいい。おれDJではBlissが個人的にヒット。トーキング・ヘッズのブート・ライヴ盤にあわせてムーグが日本語をのせるというのも超気に入った。何が起こるかほんとわかんない。小里くんをモデルに絵で対決。デッサンなんて何年ぶりだろうか。小里くんは特徴があるので描きやすい。あっという間の5時間。8時まで飲んで店出たら大雨。下北沢駅まで濡れてひどく消耗。レコード・バッグとギターの重さがつらい。朝の人ゴミの憂鬱な渋谷駅で途方にくれる。JR内回り改札への昇り階段、あれは登山だろ。品川駅ではついにホームのエレベーターを利用。はじめて乗った。もう重い荷物の時はタクシーだな。

11月9日
 舞台監督の萩原さんと照明の馬場さんとAXの打ち合わせ。美容院。選曲と練習と。

11月8日
 肉まん買って急いでハリケーンで喰う。Listenの取材。そして二重橋前。歩いて国際フォーラムA。その前にインデアン・カレー大目玉(大盛り、生卵2個のせ)。今日はジョアン・ジルベルト公演。『イマージュの部屋』というアルバムが青春の一枚。78年頃のFMでジャズ・シンガーの笠井紀美子さんが「エスターテ」を選んでかけていたのを聴いて好きになった。おれ何度か寝ちゃったけど至福の時。アンコールも一時間近くやったんじゃないか?会報スタッフの待つ大塚へ。絶品の馬刺を喰いに行く。旨い。やばい。

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by straight_branch | 2006-12-16 22:08 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #23

 毎月、何かといろいろあって大変ですが、ソロ・コンサート無事終了しました。来てくれたみんなどうもありがとう!これから年末のAXに向けて猛突進します。どうぞよろしく!で、つい先日発売された宮川弾アンサンブル『pide-pier』で気持ち良く一曲歌わせてらっています。すごく内容のある、他のどこにもない良さをもった大傑作アルバムなので是非!そしてムーンライダーズ記念すべき30周年の映画『マニアの受難』のサントラでも歌っています「ボクハナク〜」。聴いてみてくださいね、最高です。おれ感動しちゃいましたぁ。秋の読了書はグリール・マーカス著「ライク・ア・ローリング・ストーン」と色川武大「あちゃらかぱい」。現在も何冊か併読中。10日深夜は下北沢モナにて「DJ巌流島〜去年やわらかサラダで」やります。夜遊びの準備はいいか?



11月6日
 12月9日AX公演の内容もぐぐっと見えてきた。詳細はまもなく。社長はそのスケジューリングで大変そうである。ふたりして新大久保のフリーダム・スタジオへ。ツアー配信用のマスター音源のまとめ15曲。終わったのが朝3時過ぎ。
BGM : Corey Harris 『Fish Ain't Bitin'』

11月4日
 京都で行われたチャイナさんの会に心で参加させてもらいました。
BGM : Neil Young「Cinnamon Girl」

11月3日
 浅草は久しぶり。東武浅草線の牛田〜堀切〜東向島の鉄路の風情よ。この辺りは東京一静かでディープな風景ではないか?曳舟駅で胸打つ謎の亀戸線(ワンマン)もいまだに乗ったことがなく(旧称:西武是政線も憧れ路線)、男子心は踊る。芸能系充実の宮田レコードを覗いたり、欲しかった黒いスニーカーを購入して洋食屋でビール。そして隅田川沿いのホールでブリジット・セント・ジョン公演。何年ぶりの来日かな。クリーチャーズの青柳くんとも久しぶりに会った。酩酊の夕べ、アコースティックの夢幻。気持ち良いったらなく、気がついたら記念Tシャツも購入。神谷バーは閉まりかけていたし、小腹も空いたので寿司屋に。これがまたうまいんだな。
BGM : Corey Harris 『Fish Ain't Bitin'』


10月26日
 午後一の京橋。ムーンライダーズの映画『マニアの受難』試写会を観にゆく。底抜けに面白い。業界で長くやっている人間にはズシリと重い体験談や証言もあり、深く考えさせられた。そして、この記念すべき映画の中に自分が映っている事は光栄この上なく、感激。座席で溺れそうになる。観に来ていたナツアキくんやサエキさんに挨拶。神保町を歩きまわってからハリケーンで会報の発送作業。おれは封筒の糊はり担当。
BGM : 『La Planete Sauvage』Original Soundtrack

10月25日
 映画「オンサくん」作業終了。全11曲、29分を4日間で作曲、演奏、TD終える。そして納品。なんという激しい日々。途中、プロ・トゥールズ不穏になるもD-Recのサポートで回避、助かった。ジョー・ジャクソン『ルック・シャープ』についてコメント。ライヴ音源のマスタリングも並走。脳みそはすでにグダグダ。夜、千葉シティへ。ヤマジュンとドンキー。ポール・スミスの最高に色感の悪いコットン・パンツを中古で1.900円で購入。
BGM : Sandy Denny 『BBC』

10月23日
 あいにくの雨、電車本は高見順「敗戦日記」。これがまたおもしろいんだ。CDJ編集長の藤本さんと恒例のカレー(辛さ30倍)飲み。作業。
 
10月21日
 ユニオン金野主宰(予約は毎度おれ)でホワイト餃子会。楽しくのんびりと。ユニオンでAli Farka Toure And Ry CooderのLP、DJ用にとEarl Hoocker『Theres A Fungus Amung Us』のLP。タワレコで『コンゴトロニクス2』購入。作業。
BGM : CONJURE『Music For The Texts Of Ismael Reed』

10月20日
 駅前の古本市で手頃なバルテュスの画集と高見順の文庫をごっそり購入。この収穫はでかいぞ。前にもコクトーの秀逸なドローイング集を買えたのもこの古本市だったのであなどれない。その重い荷物をぶらさげたまま渋谷で某ライヴを拝見。山本淳一監督の新作映画「オンサくん」の音楽にとりかかる。

10月18日
 青山の月見ル君想フで「直枝政広 ソロ・コンサート」。ひとりっきりのライヴというのは人生ではじめての経験。弾き語りワンマンの動員では金字塔の記録だったそうだ。来てくれたお客さんに感謝しきれない。すべてアコギで自由度が高いライヴ。みんな楽しんでくれて、かなり盛り上がった。年に一回くらいはこういうのをやりたいと思った。遠征公演もぜったに決めたい。半音下げ用とサブ用に青山陽一くんが貸してくれたくれたのがヤイリ。あとはおれのGibson J-50で突っ走った。撮影にかけつけてきてくれたマッキー曰く「すごかった!場の磁力に驚きました。直枝さん、お客さんに栄養を全部吸い取られてます!」はい、そのとおりです。だからいつも人一倍「喰う」のかもだ。仕切り上手(魔)のゆるずにステージの進行をまかしたことも精神的に助かった。照明は月見ルのEちゃんがイメージを高めて特殊な照明を準備(感謝!)、自由に作り込んでくれたので最高の演出になった。記念すべき一夜になった。打ち上げは朝方までハシゴ。津田くんやモピーたちとけっこう真面目な話もしつつ楽しむ。あいかわらずCDJ編集長、藤本氏の泥酔姿はおもしろい。


01. コズミック・シーのランチタイム
02. 市民プール
03. Wild Fantasy
04. ハッピー☆アンラッキー
05. New Morning
06. 野いちご
07. ムサシノ・ブルース
08. ハイウェイ・ソング
09. ジョンとメリー
10. オフィーリア
11. やるせなく果てしなく
12. Standin' All Alone
13. Planet Radio
14. ギターに映る空
15. テレビ塔のロリータ
16. Magic
17. ダイアモンド・ベイ
18. Strange Days
19. Cinnamon Girl
20. 100人のガールフレンド
21. OOH! BABY
22. ANGEL
23. Juicy Lucy

En--------------------------
24. 幻想列車
25. 大食漢
26. Sweet Baby

27. Buffalo
28. 夜の煙突

------------------------------------------------------------------
開場BGM : Playlist

Outlaw / Eugene McDaniels
Ridin' The Blinds / Top Topham
In The Air / Richard Swift
Cricket / Colie Ryan
It Happens Again / Bunky & Jake
Sola Systim / Underground
New Romance / Marc Benno
I've Never Found A Girl (To Love Me Like You Do) / Eddie Floyd
-Sabra Dios / Steve Jordan
Get Away / Ry Cooder
Nothing Lasts Forever / The Kinks
Openin' My Love Doors / Essra Mohawk
Out Of This World / London Elektricity
Chrometone / Denny Freeman
Republique Guinea / Bembeya Jazz National
Peixe Viva (lē-Quitíngue) / Tom Zé
It's You / Animal Collective (ft.Vashti Bunyan)


10月13日
 フィオナ・アップルを観に国際フォーラム。やっぱり新作のねっとりした不思議な感触の曲が好きなのであった。
BGM : リンジー・ディ・ポール『リンジーのためいき』

10月12日
 ハリケーン・ミーティングの後、渋谷へ衣装を買いにゆく。イタリア製の生地のよいシャツ。柄も古着っぽくて気に入った。ようやく名古屋分のDATに突入。内容はめちゃくちゃ熱い。
BGM : Wesley Thomas『Wesley Thomas Plays At Carlton』

10月11日
 大阪分のDATを聴く。熱い内容もクールにチェック。気晴らしに柏のユニオン。ジャケでピンときて古いカリプソを買う。『Wesley Thomas Plays At Carlton』というLP。サン・ラーが弾いていたようなキーボード中心のスウィートなコンボ。内容最高!50年代後半か60年代初期。レジに並んでいたら前の男性が『HOPKINS CREEK』を買っていた。すぐ後ろにそのCD作った本人がいるという図。斜め後ろ上を眺めて口笛吹いて他人のふりをする。発売から7年だし、これは稀なケース。彼は精算すると後ろを振り返らずに帰っていった。おもしろいこともあるもんだ。
BGM : デイヴ平尾『一人』

10月10日
 Web Radioを探っていたらおもしろい放送にぶつかる。英国のResonance FM。アート系の音楽やDJの実験の場らしい。深夜にノイズ音楽を垂れ流す。孤独で遠い音の砂嵐、こんな静寂もたまには悪くない。
BGM : Denny Freeman『Twang Bang』

10月9日
 今回のツアーは配信されるのだが、そのためにDATを預かって聴き始めて、ようやく博多分。
BGM : Doug Sahm & The Sir Douglas Quintet「The Gypsy」

10月8日
 18日の弾き語りのことを考えはじめる。ソロ公演、とんでもないことを決めてしまったのではないかと一瞬ドキドキするけど、ぶつかっていくしかない。
BGM : アーサー・ブラウン『ファイアー』

10月7日
 ツアーの疲労がどかんと出たのか、皮膚科の世話になる。土曜日だし午前中にと馴染みの医者を目指すも臨時休診。とてつもなく混む医者にしかたなく。ナニワのジャン・レノからうれしいメール。
BGM : エネメヤ・ケステール&ヴィクトリアエレイソン『ワベロ』

10月6日
 ハリケーンでミーティング。夜中にITMSでムーンライダーズ「ゆうがたフレンド」購入。1回目には驚き、二回目には猛烈に泣けた。
BGM : ムーンライダーズ「ゆうがたフレンド」

10月3日
 2年半ぶりかで喰った吉野家の牛丼。
BGM : エディ藩とオリエント・エキスプレス『その1』

10月1日
 かなりな雨の日。某ライヴを拝見。そのままF音楽出版会社のU氏とシネマと堂島くんのライヴを観に鴬谷に向かうはずが、ミーティングもあり行けず残念。今回こそはと思っていたのだけど。
BGM : Denny Freeman 『Out Of The Blue』
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by straight_branch | 2006-11-07 06:12 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記

 ツアー終わりました。みなさんありがとうございました。
 ハッタリも迷いも一切なしの選曲。役割の上でそれぞれが考えて「歌う」ことに集中できたように思います。個人的にはここにきて「おれたちは音楽をやるだけ」と確信できたことが収穫。短期ながらも気力も演奏も充実したツアーでした。過去すべての経験が、歩いた分の証として音楽に集約される。それがあたりまえというか、そうなっちゃうのですね。西池くんなんてこの日々のために、カーネーションの独特な謎のコードを何年も前から無意識に拾ってたんじゃないかとも思うしね。運命的な出会いだなぁと思います。毎回、倒れそうになるくらいきついですよ、ツアーはね。でも、やれば確実に音楽の芽が成長するんです。だからおもしろいのです。バンドは歩く木のようなものだとも、あらためて思いました。

 前回書いたGibsonアコギは1969年のJ-50(とはいえ変則的なデザイン)とのことでした。あのギターはかなりな数の曲を生んでくれています。『A Beautiful Day』や『Girl Friend Army』なんてほぼあれです。



9月29日
 いつも恐ろしいタイミングでやってくる会報の原稿締め切り〜。
BGM : Bembeya Jazz National 『The Syliphone years』

9月28日
 夕方、ライオンでビール2杯。ソウル・フラワー奥野くんのご招待でボニー・ピンクを観にゆく。新宿厚生年金。明るい歌の力。じつにすばらしい。前向きなオーラが充満している楽屋にもおじゃま。ボニーさんも覚えていてくれて「10年ぶりですね〜」。事務所の社長さんにもお会いする。いきなり「EDO RIVER傑作!シングル切ればよかったのに〜」と。他にもヒントや貴重なお言葉をいただく。
BGM : Common『One Day It'll All Make Sense』

9月27日
 佐内正史さんから「ロマンチック」(朝日文庫)が届く。綺麗な目。事務所にて取材2件。テンション高め。ツアーの録音DATを預かる。すべてチェックしないといけない。実家でサンマの塩焼き。24時のガソリンスタンド。静かなセルフ。夜気が気持ち良い季節。
BGM : ザ・ゴールデン・カップス『ブルース・メッセージ』

9月26日
9月25日
 良い感じに疲れもあるけど、空気が乾いているから気分がいい。「万祝」の7巻購入。Playlist magazineの原稿と選曲など。腹筋。
BGM : Gene Clark 『No Other』

9月24日
9月23日
 お彼岸渋滞にて裏道。ネットの道路情報とカンはつかいよう。中目黒Mandalin'「dk nite」。16時にリハ。あとは大井町「永楽」のもやしそば喰ったり実家行ったりして時間待ち。小さいクラブでの演奏は熱くてじつに快感。モニタも小さいのが一個。だってプロだからね、野性のカン全開で気持ち良く。楽器もアンプもマイキングなし、リアルな出音のみ。ロックって素っ裸だとこんな響きしてるんだよと、なんかすごく誇らしい気持ち。片寄くんもしきりに「よかった、よかったー」と。おれもこの夜は最高の演奏だったと思っている。
BGM : Banky & Jake 『LA.M.F』

9月22日
 楽器を受け取りに事務所。道は混む。エクスペリメントイのアー写があがってきたのを見る。いいね〜。
BGM : Bembeya Jazz National 『Live 10 Ans De Sucćes』

9月21日
9月20日
 Nくんとサン・オブ・スリー・サウンズ。ジャケの貫禄に惚れ、スージー・カッセーヤ購入。Nくん試聴のレイ・チャールズ72年もの最高だ。あれはおれも探そう。品川に17時着。
BGM : エメネヤ・ケステール&ヴィクトリア・エレイソン『神の子供たち』

9月19日
 カメラのマッキーとゆるずと名古屋入り。早く着いたのでグレイテスト・ヒッツとピーカン・ファッジを覗く。フェラ・クティの持っていない盤、ジュディ・ガーランドのライヴ、いつでも欲しい『ラム』の台湾盤LPを購入。今日のお客さんの入りもテンションもすごい。体調も万全。昨日30曲近くやりきっても喉は問題なし。マッサージ効いたな。ここまでもりあがる名古屋は見たことない。TOKUZOははじめてやったが、すばらしいライヴ・ハウス(ご飯もおいしい!)で、会場と演者が音の響きをもって自然と一体化する。分厚い熱量だ。場に音が宿っているとも言える。西池くんも昨日あたりから自由に弾きたおしている。当然、終われず、今日は「100人のガールフレンド」弾き語りで締め。みんなの満足そうな表情がすべて。いい汗かきまくり、ツアー終了!収穫はでかい。朝まで熱く飲み。

9月18日
 パキ〜ンと寝て起きて、バオバブでリンガラ4枚。リハ後にハンキーに寄ってマノス・ハジダキスのサントラ。久しぶりのクアトロ。低い天井も熱いテンションを生む。本番はもちろん突っ走る。これ以上やりようがないくらいにアッパーにやりきる。関西ではいつもステージングを鍛えられる。メニューは「Garden City Life」を追加。あんなにたくさんやったのにまたまた終われず、再々アンコール。アドリブ「なんできみはぼくより〜」。西池くんドラムス。お客さんも目一杯楽しんでる。観にきてくれていた山本精一氏「あの一番最後の曲はカーネーションの曲?おれはああいうのについ反応しちゃうんだよなぁ」とのこと、おもしろい。安田謙一さんからクレイジーケンバンドのLPをいただく。ホテルで即、マッサージ。遅れて打ち上げに。極度のはらぺこで、カリフォルニア・ロールが胃にしみた。この日も飲み。朝4時にタクシー飛ばしてうどん。

9月17日
 大阪へ移動。着いていか焼き。喫茶店で少し時間かせいでタワレコ入り。お客さんもいい感じに集まってくれて感謝。ほぼ練習なしでがつんと弾き語り。新曲は完璧に身についている。夜はNくんのおすすめの店で中華。味ばつぐん。たしか、そのまま飲みに行ったが、どこで飲んだんだっけかな、覚えていない。
BGM :FRANCO & T.P.O.K.JAZZ 『LIVE EN HOLLANDE』

9月16日
9月15日
 今回の疲労はきつかった。ようやく目が覚める。腹に力が戻ってきたかも。
BGM : Steve Jordan 『20 Grandes Exitos』

9月14日
 ツアー用の楽器を事務所にあずける。C社のAくん来訪。カップスの話で盛り上がる。帰りにタワレコ寄って帰るように、と強く念押し。

9月13日
 ほとんど人として使い物にならないのでマッサージ。
BGM : ザ・ゴールデン・カップス『リサイタル』

9月12日
9月11日
9月10日
 ツナパハでスリランカ・カリー。辛いのが苦手な矢部くんとスタッフ陣はまいってた、すまん。ジューク・レコードでカップス本(ミッキー吉野さんのサイン入り!)2種とマヌ・ディバンゴのLP。戻り。空港から京急。これ乗ると安心する。しかし東京のぶあつい湿度は異常だぜ。実家でけんちんうどん食ったら爆睡。

9月9日
 10時に羽田集合。楽屋にて弁当のみ食ってリハそして取材。ライヴ。福岡CB。相当楽しかった。レンタルしたアンプもばつぐんに鳴った。平石くんから借りている秘密兵器(試作品)のエフェクターが出す分厚い音は完璧。アンコール終わっても拍手なりやまず、「ネタないよ」「最初っからもう一回やれ〜」っておいおい「おまえら変、ぜったいおかしい〜」というわけで、ひらめいて「なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?」を演奏。お客さん合唱だぜ、まったくファンキーな奴ら。物販、楽屋招待イヴェント後、楽器かたずけてホテル。打ち上げは中州の餃子屋。土曜日の夜の中州。あの渋滞は六本木以上だ。締めは屋台のとん吉で替え玉。さすがの疲労であまり飲めず。

9月8日
 マッサージ。酒屋の林くんと夕飯。狙っていたつけ麺が食いたかったのだが、店は麺切れで終わっていたので、そこから町を彷徨う。結局、ドンキーでドカ食い。
BGM : The Dells 『Freedom Means…』

9月7日
 履きすぎたレッドウィングをようやくソール張り替えに出す。もう一足は来週に。さば塩焼き定食。平石くんの家にギターを受け取りに。バランスばっちり。アコギのピックアップもチェック。明治通りの古本屋に寄る。読みたかったディランの本購入。
BGM : ザ・ゴールデン・カップス『スーパー・ライヴ・セッション』

9月6日
 久しぶりに耳鼻科。古着Tも2枚購入。テーピングと鎮痛剤。
BGM : ザ・ゴールデン・カップス『ワンモアタイム』DVD

9月5日
 さすがにへとへとで事務所へ。福岡へ宅急便で送る機材を運ぶ。今日はスタミナつけさせてもらう。某バンドのみなさんと歴史ある素晴らしいステーキ屋さんで豪快な会食ミーティング。

9月4日
9月3日
 恵比寿リキッド・ルーム。始まるまではかなり緊張した。緊張であまりに身体がかったるいのに耐えきれず、オフショット撮影カメラに向かって思わず「今日は中止、もう中止」。けどステージに出ちゃったら関係なし、お客さんがたくさんあつまってくれて嬉しかったなぁ。初日なのに手堅くも楽しく演奏ができた。快感だ。楽屋に戻る時、カメラに向かって「中止にしなくてよかったねぇ〜」と笑う。観に来てくれた鳥羽くんにギブソンSGを貸す。今日は車なので打ち上げ参加も一滴も飲まず。赤いテレキャスのピックアップの配線を微妙に変えるために平石くんがギターを持って帰る。

9月2日
 あれこれ買い物。マッサージ行ったり、絶対に欠かせないチタンテープも。
BGM : Jean Ritchie 『Jean Ritchie』

9月1日
 手首の腱鞘炎も完璧に治った。なんとかゲネプロ終了。ディランの新譜を聴く。大好きだった前作からもう5年か。しかも絶好調の内容。ありがたや。
BGM : ボブ・ディラン『モダン・タイムズ』

8月31日
8月30日
8月29日
8月28日
 今日から連日リハ。ぶっ続けでスタジオをロックアウト、ひえ〜。本を読むためにも電車通いもいい。最近はザ・ゴールデン・カップスのことばかり考えている。
BGM : Bonnie Pink「A Perfect Sky」

8月27日
8月26日
 誕生日である。7歳になった。上野でジョッキ4杯。夜中までやってるレコード屋さんで「冨田勲の世界」のカセットを発見、レアすぎるので購入する(900円)。LPは持ってるけどさ。電車で一駅寝過ごし、最終の上りをボーっと待つ。
BGM : The Stranglers 「Golden Brown」

8月25日
8月24日
 ああ、また二日酔い。胃が中途半端にむかつき、変な汗が出る。五反田で車停めてコンビニにてソルマックとガリガリくんのソーダ味。新大久保のフリーダムで配信用ライヴ音源のまとめ。早く着きすぎ。額に汗がにじみ、身体の置き所がなく、ソファでうたた寝。15時にすっきり。19時終了。
BGM : Dan Penn『Blue Nite Lounge』

8月23日
 スタッフ共々、某ライヴを観に。居酒屋でジョッキ2杯空けて軽く飯。ライヴハウスでビール。そこからまた居酒屋とBarを2軒はしご。

8月22日
 暑い。ギター担いでコンビニでガリガリくんソーダ味を買って歩きながら食う。事務所でトッド・ラングレン似の西池くんとギターのコンビネーション確認。なんの問題もなし。さすが。出前で「紫金飯店」の最高のカレー食す。旨い。中古CDで懐かしいカーラ・ブレイの『ライヴ』購入。これは昔、坂東からレコード借りたっけなぁ。
BGM : The Kinks 『Preservation Act.2』

8月21日
 断食して朝、検診。血圧がめちゃくちゃ低いが、なんでよ?そして生まれてはじめてバリウムを飲む。喫茶店に飛び込んでモーニング。トーストがめちゃくちゃうまかった。
BGM : Jimmy Lewis 『Golden Classics』

8月20日
8月19日
8月18日
 CDJの藤本さん(ビートルズやくざ)と御茶の水にてカレーの後、焼き鳥屋で飲み。皮が旨い。恵比寿に移動。激しく朝まで飲む。
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by straight_branch | 2006-10-01 00:59 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #21

 関東各地でのインストアにお越しいただいたみなさんありがとうございました。9月には大阪でもやりますので、ツアー共々、関西のみなさんもどうぞよろしくです。ここにきてギブソンの生ギター(型が不明でしたが、'69 Gibson Blue Ridgeらしいです)がいい感じに鳴っています。秋には東京でソロ弾き語りワンマン!というのも企画中。全国弾き語り行脚もやってみたいですね。



8月16日
 TBSストリーム生出演。マッピー久しぶり、元気そうだ〜。小西さんも気さくに話してくださるのでおれとゆるずはリラックスしながら楽しむ。スイーツ・コーナーでは九州は小倉の練乳パンを推薦。スタッフと喫茶店で歓談。プレイリスト原稿。
BGM : 長見順「あなたのあたま」

8月15日
 朝、起きたら車の右後輪がパンクしていた。なんだこれ。13時に京成佐倉でエディと待ち合わせ。駅前のガンジー・ラーメン。ここのメニューが異常。ミトコンドリアX、クラーク先生ラーメン、菅原道真候ラーメン、水戸黄門候ラーメン、ガンジー・ラーメン、ピンピン・ラーメンetc。わけわからんよ、おすすめは?と聞くと「カライノヘイキ?ダッタラ、ガンジー」というわけで出て来た丼みてびっくり。スープの中には焼石が入っててグツグツ。過激だ。スパイシーなカレー味で結構辛く、あっさりも深みがあり美味。ついでに昼ビール。食べつくした丼の底には黒い石がコロンと。その後、友人Nの展覧会を拝見し、近所の蕎麦屋でつまみとビール。渋い喫茶店でアイス・コーヒー(注文から40分は待った)。Nの案内で市内観光。印旛沼風景は淋しい。それから男3人ユーカリが丘駅前の飲み屋で飲み。ずっと食ったり飲んだりの9時間。夜中、力持ちの酒屋の林くんに手伝ってもらってスペア・タイアに交換。スタンドでタイアを見てもらったらクギが刺さっていた。
BGM : Essra Mohawk「Openin' My Love Door」

8月12日
 ディスク・ユニオン柏の1日店員イヴェント。その前にもちろん伍平でナポレオンライス。生まれてはじめて食べたカツカレーはこの店で、4歳頃だったはず。ユニオンのエプロンを付けるまえに買い物(それがルールというものだ)。いやぁ、いいのがあるわあるわ。やばい。エルメート・パスコアールやらざくっと、とにかく収穫日。そしてユニオン店員、名札つきエプロン装着。照れくさくも嬉しい。
 
 今日もびっくりするくらいのたくさんのお客さんが来てくれた。ほんとにありがとう。この日、司会をしてくれた旧知のユニオン五十嵐くんと楽しく何をしゃべったかは詳しくは忘れちゃったけど、おれが作った『観覧の栞』というオリジナル・テキストを見ながら、心の糧となったルーファス・ウェインライトの近作『Want』のとてつもないすばらしさ!!!やフィオナ・アップルの近作が好きな理由、リトル・フィートやクリスティン・パーフェクトのブルースについて語った。ライヴは先日の4曲に新ネタ「Magic」(やる時はやる〜)。まだまだ時間があるというので予想外のメニュー「My Favourite Boat」「Angel」をぶっつけで気持ちよく歌う。そんでサイン会。

 イヴェントの流れを作ってくれたユニオン(バムブル)金野くんと五十嵐くん、開始直前に機材の手配で駆け回ってくれたユニオンのスタッフ、店長の吉田くん、この企画を押し進めてくれたユニオン花田さんに最大級の感謝です。ありがとう。夢のような楽しい1日だった。

 Clockworksでレイチェル・スウィートを購入。居酒屋にて朝まで激しく飲み。夕方、二日酔いにて久しぶりに一発吐く。
BGM : Hermeto Pascoal『zabumbê-bum-á』

8月11日
 朝5時半起き。7時半に六本木ヒルズ到着。J-WAVE「GOOD MORNING TOKYO」。ジョン・カピラさんは1歳年上。しっかし良い声だ、ホレボレ〜。「オフィーリア」をゆるずと朝から気合いの弾き語り。リハもさせてもらったのでやりやすかった。ヘッドフォンの中の世界に包まれながら軽めに息っぽく歌う。スタッフともども朝コーヒー。夕方、戸越でマッサージ。寿司。超寝る。
BGM : Bonnie Pink「Private Laghter」

8月10日
 ギターかついでタワー新宿。またまたすごい人が集まってくれた。熱いぞ〜!トークの後、弾き語り4曲。今日の新ネタは「Standin' All Alone」。まさかあの曲を弾き語るとは誰も思わなかっただろう。おれもやる時はやる〜。そんでサイン会。新宿タワーのスタッフの皆さん、C社のみなさんおつかれさま、ありがとう!8階でブラジルものとジャズ・ヴォーカルを購入。C社のEさんとスタッフと印度屋でサグパニールの「激辛」とビール。おれが食うところを店員がずっと興味津々に見ていた(確かに辛い…ぞ)。途中寄って来て「モットカラクスルカ?」だって。長見順さんのDVDとCD(『超スローブルース』すばらしい!)をいただく。

8月7日
 いとこのヤマジュンとドンキーの日、ところがエアコン故障とかで店は激混み。違う店で大喰い。DVD『出張』購入。これは日本映画の隠れた名作である。
BGM : 『出張』DVD

8月5日
 ギターかついでApple Store渋谷。たくさんのお客さんにびっくり。熱気あるなぁ。トーク&弾き語り盛り上がった。演奏は3曲「Wild Fantasy」「ローラの方法序説」「オフィーリア」。新ネタの弾き語りは緊張するが、おれもやる時はやる〜。まさかローラやるとは思っていなかったみたいで矢部くんもびっくりしたみたい。ここは音響もすばらしい。山宮さんありがとう。パスタ食ってから千歳船橋のスタジオへ行ってエクスペリメントイのミックスを見学。毒舌なギターというか、隅から隅まで神経がゆきとどいたサウンド。若い熱情がかっこいい〜。先日のハリケーン・フェスティヴァルの映像もチェック。

8月4日
 柏ディスク・ユニオンでレコード針交換。ポール&リンダ・マッカートニー『RAM』のデンマーク盤を発見、あと『Red Rose Speedway』の国内初回帯LPも。前者はノイズひとつない最高のコンディション。後者は出た当時、APPLEの相棒に聴かせてもらった盤と同じ。青い帯と時代めいたロゴが美しい思い出の一品。ほんと柏のユニオンには良いレコードがいっぱいある。近所のClockwork's Recordsも独特の品揃えで好きな店。行くとつい何か買ってしまう。TIERRA『Bad City Boys』等。あとは練習。
BGM : Paul And Linda McCartney『Ram』

8月3日
 読売新聞夕刊にインタヴュー掲載。今回は露出がすごいのだ。じつはハリケーンには二人の専属プロモーターがいて、それぞれが紙媒体と電波媒体のプロフェッショナル。奮闘、日々走りまわってくれている。アルバム・クレジット以外ではなかなか表にはでてこない(シャイだしね)けれど、二人のパワーにはほんとびっくり、頭が下がる。感謝しきれない。

8月2日
 品川で2年ぶりに床屋。何かすっきりしたくて顔そりをやってもらう。これは肌にもよいそうだ。J-WAVEの「グルーヴライン」にゆるずとにぎやかに生出演。渋谷HMVでCDをいろいろと相当買った。Moondogのレア曲集2枚組、『Fly Like An Eagle』の30周年盤、フェアポートのライヴ、映画『みんなのうた』DVDなどなど。
BGM : Betty Carter『Round Midnight』


7月31日
 マドンナのDVD+CD『アイム・ゴーイング・トゥ・テル・ユー・ア・シークレット』。DVD140分のドキュメンタリーに大感動。来日公演も行ってみたいがチケットなんて手に入るわけがない。ボニー・ピンクのベスト『Every Single Day』も素晴らしい。「A Perfect Sky」の突き抜けた明るさは今年の夏のおいらのテーマになった。何度も聴いて気を上げる。
BGM : Bonnie Pink「A Perfect Sky」

7月30日
 下町風情びしびし北千住のファンダンゴはいい感じに恒例の夏セール中。Ronnie Mac『The Hills Of Indiana』、Matthew Moon『The Sport Of Guessing』、Eddie Hinton 、Swamp Dog『Rat On』等を購入。
BGM : Swamp Dog『Rat On』

7月29日
 アンプ下ろす時に腰がピリっときた、やばい。またもやマッサージへ。

7月28日
 戸越でマッサージ。
BGM : Caetano Veloso「The Empty Boat」

7月27日
 クアトロ「ハリケーン・フェスティヴァル」。エクスペリメントイ、思考するギター。つめてつめて、構築してナンボのキャラクター。二枚目で最高な奴らだと思う。おれたちは久しぶりのライヴだったが、エッジもノリも出ていてよかったと思う。歌モニターの状態が良く「やるせなく果てしなく」はかなりいいところまでいけたかも。赤いギター最高!そして、シナロケはR&R暴走列車!ゆるずとノリノリで観る。ロックのオーラ浴びて元気が出た。アンコールはほとんどぶっつけ。気持ちよくブルーズ。「Don't Let Me Down」ではシーナさんと一緒に歌わせてもらったり。鮎川さんが「B!ビー!」と叫ぶと、はじまったのが「Johnny B Good」。おれも20年バンドやってるけど、この曲は生まれてはじめて演奏した。ここにいて、シーナ&ロケッツと顔見合わせてようやく胸張って。こうやって尊敬する大先輩とR&Rできる幸せ。じーんときたね。楽屋にエディ(制作中のロック・オペラ『エディ』は10年後に出すのもいいんじゃないか?とのこと)も来てくれた。小松崎健郎さんともようやくお会いしてお話。モット・ザ・フープルがいかに好きだったか、とか。打ち上げは某所で結構深くまで。社長の運転する機材車で品川。
BGM : Tirador Laser「Fututo」

7月26日 
 『WILD FANTASY』発売。牛込天神町の立ち食い蕎麦を一口で。早稲田にてリハ。夕方、平石くんがずっと製作してきた新作のテレキャスター(写真)を持ってきてくれた。マディ・ウォーターズと同じキャンディ・アップル・レッド。「やっぱりこの色にしてよかったね」と二人してニヤリ。色ばつぐん、木も最高、当然すげぇ抜けるいい音。新作のエフェクターも貸してくれた。さっそく明日のライヴからこのギターを使わせてもらう。帰りに平石くんの家に寄っていろいろとギター・コレクションを見せてもらう。ロビー・ロバートソンと同じエピフォンにはまいった!あの初期の『The Band』のままの音がした。
BGM : The Band「Jowbone」(エピフォンを爪弾いて)

7月25日
 読売新聞取材。丸の内でインデアンカレーを食す。銀座HMVにも寄る。
BGM : ボブ・ディラン『血の轍』(紙ジャケ)
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by straight_branch | 2006-08-20 02:58 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #20

 いよいよ近づいてまいりました。『WILD FANTASY』発売(26日)です! そして27日の渋谷クアトロ「ハリケーン・ナイト」では大先輩のシーナ&ロケッツをお迎えします。すごい日になりそう。みんなで激しくスパークしましょう! どうぞよろしく!


7月23日
 最近、凝っているのはウィングス「マイ・ラヴ」を熱唱すること。堂々とした音楽に惹かれる。某特典用に作業。Pro Tools、新しい技を覚えた。
BGM : 『James Paul McCartney』(Boot)

7月21日
 渋谷FMでGo-Go KING加納さんの番組収録。銀座に移動してナイル・レストラン。ムルギーランチを食す。ここでは必ず店主に「カキマワシテタベナサイヨ」と言われる。ぐちゃぐちゃにすると味が深くなる不思議なカレー。久しぶりに食ったがうまい、うまい。
 銀座アップル・ストアで『Ramblin'』イヴェント。新曲やデモ、おれのiTunesトップ25(1位は岸野雄一「とんかつ一代」)の曲などをかけながら宮内くんとトーク。その場で宮内くんが検索してアーティストの画像を映してくれたり、拾得の写真を見ながらその時のライヴを流したり、何が起こるかわからない新鮮な企画だった。会場の雰囲気も映画館みたいなホールで楽しかった。その後、アイリッシュ・パブで大飲み〜はしごして立ち飲み〜銀座のおねいさんたちが仕事後に寄る深夜喫茶。始発まで銀座を満喫。しかし、PowerBook運ぶのがこんなに重いとは。そして朝日新聞の夕刊「今月の10枚」に写真入りで『WILD FANTASY』が選ばれていた!
BGM : 岸野雄一「とんかつ一代」

7月20日
 事務所でListen Japanのコメント録りの後、渋谷。アップルでPCのケースを買う。小腹すいたのでファイアー通りの「モボモガ」に飛び込んでハンバーグ・カレーを一口で。歩いて事務所へ。会報の発送作業。サウンド・ファクトリーのスタッフたちとハリケーン総動員。みんなで封入、糊付け。中華の出前と酒で打ち上げ。おれは野菜炒めでビールをもくもくと。
BGM : Bob Dylan 『Desire』

7月19日
 12時に西麻布。「赤のれん」でラーメン食って事務所。取材日。O、S、V。その後、ミーティング。
BGM : V.A 『Wayfaring Stranger : Ladies From The Canyon』

7月17日
 インタヴュー原稿等。
BGM : Madonna「American Pie」

7月13日
 ゆるず宅におじゃまして仕事。途中、敷地内の駐車場でおれの車を移動せねばならなくなり、ゆるずがかわりにやってくれた。が、じつはおれの車は右運転席のドアしか鍵がきかない状態。それを知らぬゆるずは右側をぴったり壁に沿って停め、鍵穴のない助手席から出てドアをロック。これでもうドアはどこからも開かない。結局、JAFを呼んで、ジャッキを使い、男4人でずるずると持ち上げズラしてなんとか運転席に入れた。「水瓶座は最近、最悪だ〜」とゆるずさん。

7月11日
 柏ユニオンにスタッフともどもあいさつに。ホワイト餃子でユニオンのHさんとミーティング。
BGM : Mighty Baby 『Mighty Baby』

7月10日
 mf247の取材。中村貴子さんとは久しぶり。事務所に『WILD FANTASY』のサンプルCDが届く。壮観(写真)。

7月9日
 お茶の水ユニオンで買い物。キャサリン・ハウとマイク・ヴァーノンのソロ。四谷でミーティング飲み。はしごして朝まで新宿のバーで飲み。
BGM : Catherine Howe 『Harry / Silent mother Nature』

7月7日
 文化村でPの取材。その後、JFNでやってる宮内くんの番組の収録。飲み屋でリラックスしながら。テンション高めで楽しく。ピザ屋でミーティングをふたつ。こってり。
BGM : Paul Weller 「Going Places」

7月6日
 ヤマジュンと湧水の森「こんぶくろ池」でヴィデオの素材録り(結局、このセッションは未発表に)。6年前とかわらず深い自然はそのまま。道はあるが立派な原生林。ヤマジュンはカメラを持って茂みに入りうろうろしていて迷子に(森の中でしばらく音信不通)。おれはおれで20センチ以上の巨大なハチと遭遇。息を止めてそっと逃げる。恐いし、湿気が異常で汗がだらだら出る。マムシに噛まれたら大変なので1時間ほどで退散。古い森だし、神聖な場所。池の前でいとこ同志、拝んでから出る。森(写真)をでたら汗が不思議とぱたっとひいた。

7月4日
 渋谷FMで収録。シーナさんと鮎川さん、本根さんと山名昇さんたちがわいわいやってるブルース番組。アレックス・チルトン、ジョン・ハモンド、ディラン、キング・ビスケット・ボーイを持参。鮎川さんの鋭い音楽話をたっぷり聞かせてもらった。鮎川さんにアレックスの『Loose Shoes And Tight Pussy』のCDをプレゼント。
BGM : John Hammond 『Source Point』

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by straight_branch | 2006-07-25 03:54 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #19

  『WILD FANTASY』完成しました。自分たちの基準を無意識に飛び超えつつ更新してゆくとはこういう気分なのかと。ある日突然、想像を超えた場所にそれはすぱーんとそびえたっていたよ。発売まであと三週間とちょっとです、それまでには梅雨も明けていますね。晴れ晴れと、あっぱれと、おめでたく、どうぞ御期待ください。


6月30日
 電車で小林信彦『日本の喜劇人』を読み返し。エノケンの部分を読む。後に映画では何本か観てるけれど、おれはリアル・タイムでエノケンを観た記憶ってないんだよなぁ。久しぶりにCDJの藤本編集長(ビートルズやくざ)とやくざな飲み会。
BGM : フランク・ザッッパ『ジョーのコサージュ』

6月29日
 事務所へ荷物を受け取りにゆくが、そこいら中の駐車場が満車で困った。規制だの値上げだのばっかりしやがって末恐ろしいわい。実家でねっころがって時代劇チャンネルみてたら爆睡。もう知らね!

6月26日
 雑誌取材日。M、ROJ。そしてミーティング。スタッフと事務所近くのTへ。激辛マーボー。経験したことのない辛さでじんじんきた。辛さに負けたのははじめてだ。すげぇくやしい。

6月23日
 雑誌取材日。CDJ、MM、SD、Rumblin'。その後、飲み明かすが疲労たまりすぎ、量は少なめ。少しのんびりしなくちゃ。ソニック・ユースの新譜はグー! 頭だけでわかっていない態度というか。シンガー・ソングライター的な視点の時のサーストンが何より素晴らしい。これでいいのだ。

6月22日
 会報の文章、すべて仕上げる。プライマルが新譜でタウンズ・ヴァン・ザントの曲「To Live Is To Fly」をカヴァーしていて、それがすごく良い(おそらく日本盤のみ収録)。ストーンズにおけるグラム・パーソンズとの出会いのような意味合いか?変な奴ら〜。

6月19日
 締め切りに間に合った。しかし、身体がよくもったぜ。ここ一週間で何時間寝れたのか?合計7時間くらいか。休養が必要。せっかちなニール・ヤングの新作は1曲目が最高に好きだ。

6月18日
 作業続く中、大塚の地下スタジオでヴィデオ撮影。1時間しか寝てない。夕方、江戸川のあたりで大きな虹がかかったのを見た。

6月17日
 急ぎの作業で寝不足。M's diskでマスタリング。アルバム『WILD FANTASY』完成!とてつもない作品に。

6月16日
 ロック画報 (24)「カーネーション特集」発売日。感慨深い。重たい手応えの一冊をありがとう!

6月15日
 衣装や靴を買いに雨中、本根氏とあちこち歩く。服屋で目に入った緑のオリエント時計が美しく、つい衝動買い。赤坂でのepochと篠原りかのライヴに駆けつける。荒さんともひさしぶり!epochますます最高!しっとりヴァージョンの篠原さんは時間切れで結局2曲しか観れなかった。残念。急いで車で事務所に戻って鮎川誠さんとシーナさんとの対談。たっぷり、こってりと。この上なく熱くいい話が聞けた。

6月14日
 友人のM氏と久しぶりに会い、耳鼻咽喉科の写真をCDRで受け取る。懐かしい。

6月13日
 鳥羽宅でミックス。これでアルバムは完パケ!一年半かかってようやくここに辿り着いた。

6月12日
 大阪で雑誌やラジオ取材をもろもろ。キャンペーンがこうしてできるのも媒体のみなさんの熱い思いのおかげだ。ありがとう、心から感謝します。途中、802にもあいさつ。アイゴンもちょうどキャンペーンで来ていて、CDをいただいた。暑い。インデアン・カレー2食。いったいいつまでカレーが続くのだろう。

6月11日
 アコギ担いで品川からのぞみ号にて京都。車中はホンネ社長とずっと話しててあっという間に着いた。商社に勤めるお坊さん中上くん(ゴルフもやる)主宰の「音楽感謝」。中上くん運転の車で拾得に着いて店長のテリーさんにあいさつ。テリーさんは音作りの前に生ギターの鳴り音をじっと正面で聴いてくれて「6弦がボワ〜ンと鳴らないんだね〜」「そうなんです、全体に枯れた音のギターなんで良い音にしてください」とお願いする。するとリハですでに鳴りが完璧。テリーさんマジック。さすがだ、すごい。

 二階堂さんはお弁当を食べていた。「じつは昨日いただいたお弁当で、エビがやばかった」って「大丈夫か?今一番怖い時期だぞ」「お腹は丈夫なんで」「悪くなったエビはどんな感じなの?」「なんか変に柔らかいんですよ」とのこと。豪傑さんである。急いでサンドウィッチとおにぎりを丸めて片手で一口でむしゃむしゃ食って、タクシー飛ばしてKBSでラジオ番組収録の後、近所のホテルの喫茶店でLマガジンの取材。インタヴュアーはキング・ジョーくん(写真)。その人間味溢れるお人柄にあらためて惹かれる。

 イヴェントはチョウくんのほのぼのステージでスタート。ラグタイム調のピッキングがじつにうまいのだ。曲をもっとやればよかったのになぁ。二階堂さんはあいかわらずコロコロとよく歌う。美空ひばりのカヴァーにおれは泣いたね。途中、渋谷猛さんもピアノで参加。すばらしい。おれは「夢は果てしなく」でスタート。「幻想列車」「ハイウェイ・ソング」新曲「オフィーリア」と続け、拾得では必ずやることにしている、テリーさん訳詞の「That Lucky Old Sun」、あとは「やるせなく果てしなく」「Juicy Lucy」「Angel」といったところ。アコギの響きが身体に染み渡る感じで、歌っていて気持ち良かった。お客さんの熱い拍手でアンコール。かなりイっちゃった後なのに「ダイアモンド・ベイ」。2度目のアンコールでは「あの日どこかで」「Paradise Express」。後者は歌詞カードが半分しかないのに途中で気づくが時は遅し。歌詞がめちゃくちゃになってしまった。今日はアコギで全部やるという新しい試みだったけど、歌が生きる、ということもわかって充実。気持ちよかった!

 終演後、来てくれた山本精一さん、Bikke、オクノ修さんたちと話ができた。オクノさんとは英国フォークやタウンズ・ヴァン・ザントやブルースの話を。最終電車までねばって飲んでくれた安田謙一さんにはカール・フィンチのレアなLPの音源をいただいちゃったりして、もううれしいのなんの。精一さんはステージに置いたままのおれのギターをさわって「これいい!、しかし見たことのないギブソンだなぁ〜」。彼とは5年ぶりに会えて話せてうれしかった。今度は東京でのライヴにうかがう約束をし、名物の拾得カレーを一口で食した後、24時に中上くん運転の車でスタッフと大阪へ向かい、着いてすぐラーメン(食い過ぎ)。とたんに眠くなった。

6月10日
 12時から長いミーティング。その足で新宿ロフトのシーナ& ザ・ロケッツ。オープニングの「バットマン」でいきなりノックアウト。2時間半、どろどろにブルーズな鮎川さんの熱情のレスポール・ギターで失神。世界一の音だ。シーナさんが歌うR.ストーンズ「ハート・オブ・ストーン」!!!これぞおれが思い描くロックの姿。とてつもないロック・オーラに心底まいった。
BGM : ザ・ローリング・ストーンズ『メタモーフォシス』
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by straight_branch | 2006-07-02 06:58 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 # 18

 ごぶさたです。激しい月だった。いや、正確には去年の9月くらいからずっとなんだけど、特にこの1ヶ月は地獄でした。ライヴと濃密なアルバム周りのまとめ作業。ほんとは5月の3週目くらいから20日ほど完全休養をとる予定もあったんですが、なんとも。そう、16日に発売される「ロック画報」はカーネーション特集です。附録のCDも面白いことになっていますので、お楽しみに。そして日曜日の11日には久しぶりの京都「音楽感謝」。拾得で弾き語ります。関西のみなさん、お時間みて是非いらしてください!

6月8日
 ヤンマジュンに急遽呼び出され千葉。夜中のドンキーで撮影の打ち合わせ。おれは食わず、コーヒーのみ。2件目の中華屋で牛スジカレー。
BGM : ジョニー・キャッシュ『西部の伝説を歌う』

6月7日
 アコギ用ギグバッグを購入。シャツも数点、皮の良い財布を新調。
BGM : Bill Coday 『Right On Baby』

6月5日
 昨日の釣りで腕が筋肉痛。ミーティングは長く激しく、そして楽しく夜通しの飲み。締めにみんな丼物を頼みだしたので、おれは激辛カレー小を注文、味にしまりが足りないので醤油少々たらしたら満足。厨房のおじさん出てきて「すごいね、あんた。あんな辛いの食えたの?びっくりだ!」といわれた。ええと、たとえばココイチであればせいぜい5倍くらいの辛さだと思うんだけど。ちょろいよ、ちょろい。2軒目は4人。マニアックな話を延々と恵比寿のBarで。選曲もおそろしく素晴らしい。おれはいったい今日、何杯のジン・トニックを飲んだのだろうか。
BGM : Jools Holland 「 I Saw the Light」

6月4日
 C社のEさん夫妻と釣り。一年ぶり。Eさんは前日サーフィンをやった上、ベン・ハーパー観てきたとのこと、超タフ!今日もバスの釣り堀。天気も気温も風もよい。ほんと久しぶりの休日。最高の気分転換だ!午前は1本と不調。昼は大好きなまかないのカレー大盛りとビール。午後は匂いのきついザリガニのワームでようやくもりかえす。
BGM : The Modern Jazz Quartet & jimmy Giuffre 『Complete Recordings』
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「今村昌平監督」
 1976年頃でした、今村昌平監督が「神々の深き欲望」('68)のフィルムを抱えて、おれの母校である某都立高校に来訪、講演をされました。じつはその時、「麻呂」という名のフォーク・グループを組んでいたおれと相棒はこっそり講堂を抜け出し、放送室で自作曲の録音をしていたのです。今思うと申し訳なくて、恥ずかしくて、言葉がないです。息子の大介くんは同級生、彼が主宰した演劇部立ち上げの会合に参加した思い出もあります(武田泰淳「ひかりごけ」の舞台化のアイデアがはじまりでした)。その後、今村監督が携わった芳醇な日本映画のとてつもないおもしろさを知り、表現することの難しさ、その美しさや怖さを教わりました。この気持ちは作品で返すしかないのだと思います。ご冥福をお祈りいたします。f0008928_21251625.jpg
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by straight_branch | 2006-06-09 21:28 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #17

「なかよし巌流島」に来てくれた人たちに感謝です、いやぁ、おもしろかったね!みんなも踊りまくり笑いまくりで汗だくだったなぁ。またオールナイト・イヴェントやるから遊びにきてね〜!そして、5月3日は青山、月見ルで直枝ソロ、4日はAXでのイヴェント「Wild Hoses」にてカーネーションです。応援どうぞよろしく!


4月23日
 宿題だぁ。ああ、釣りに行きたい!
BGM : Townes Van Zandt 『Rear View mirror』

4月21日
 DJ用のレコードを選んだり演奏の準備。23時に下北沢。モナで「なかよし巌流島」。ムーグがこの日までなかなかつかまらなかったので、細かい打ち合わせはなし。何が起こるかわからないのがこのイヴェント。レムスイムの大久保さんに急遽ゲストをお願いしたら快諾(大感謝!)。そのリハですでにスタッフたちの身体も揺れる。華と才能、そして温和なお人柄。個性ある歌とギターのうまさ。ウラのリズム解釈(つまりノリ)、右手のストローク、手首の返しのキレにも驚く。味なファンクを隠し持った人。新作すごくいいし。
 本番、今日のムーグの選曲は「自分癒し」と見た。何せ映画「ポパイ」のサントラやプリファブ・スプラウト。前回の挑発モードとはうってかわってやけに静か。今、そうとう自分と闘っているなぁと想像。楽屋でも「いろいろと波があるんですよー」と本人は笑っていた。続く大久保さんとokyonさんのリラックスしたグルーヴを歌うステージの後、おれのライヴ。アコギで「サイケなココロ」「夢は果てしなく」。忙しい上に、こんな夜中にまでわざわざ来てくれたファンたちに心から感謝をこめて、エレキで超レアな選曲で「カメラマンのヘリコプター」と「空色のコンビナート」を。「100人のガールフレンド」そして会場のファンをステージに上げてコーラス(おふたりさんすごく上手でしたね!ありがとう!)、大久保さんにドラムスで「気楽にやろうぜ」。最後は「Paradise Express」。リラックスして弾き語り、こういうスペースはやっぱ癖になる。さっき録音したMD聴いたら妙におもしろかったし。こういう試みは前向きに続けていこう。
 おれのDJタイムは会場の雰囲気読みから徐々に、チェアメン・オブ・ザ・ボード「ファインダーズ・キーパー」からMCはさみつつ盛り上げてゆく。スティーヴ・ミラー「ロックン・ミー」、続くカーネーションの「十字路」あたりでぐっと場が動く。上条恒彦「誰かが風の中で」をかけておれ熱唱。もう後はロックン・ロールの大ネタでダンス!ダンス!歌う!超盛り上がる。跳び上がる!ジョー・ジャクソンやストーンズ、ラモーンズ、マイクロディズニー、ニュー・ウェイヴ期のダニー・コーチマー、おれも持ってきてたプリファブ・スプラウト、「ゴング・ショウ」「スペードのエース」最後は放送禁止必至の「Angel」エロ・ヴァージョンを抱腹絶倒の大合唱。汗まみれ。エイドリアン・ブリューとかムーギー・クリングマンなんかもかけたな。
 続いて休む間もなくムーグとのフリー・セッション。ムーグ歌、おれは歌とギター。途中で大久保さんドラムスで乱入。その場でタイトル決めて即興で作詞作曲演奏。うろ覚えだが「石がほしかった」「27歳」「雨に負けたら」「錆びついた(ナントカ)」等、6曲は生まれたと思う。空前のアシッド・フォーク&ロックン・カステラ・ロール。これは面白すぎる。この部分も録音頼んでおけばよかった。しかし、もう覚えていないし忘れてしまった(もし、このセッションを覚えている人、もし隠し録りしてた人がいたら是非、情報や音源テープ分けてください!)。ムーグと会うと頭が鍛えられる。バッファロー・ドーターは武道館(売店でCDを売るという前提で)でインストア・イヴェントをすべきだという提案、これイケると思うんだけどなぁ。とにかく、今日もすごく楽しいイヴェントになってよかった。
 終了後、機材の撤収。朝までやってる居酒屋でスタッフたちと食事。メニュー頼み過ぎ。下北を出たのはなんと8時過ぎだった。
BGM : Dusty Springfield 『Dusty In Memphis』

4月20日
 新しいアー写撮影。カメラマンは『リヴィング・ラヴィング』以来、節目のたびに関わってくれている石田昌隆さん。20時にハリケーンに集合、撮影まではスタイリストの河部さんが付き添えないので、彼女の見立てチェック後、衣装着たまま車で有楽町のスカラ座。閉館後のガランとした映画館。空調も止まっているからかやけに埃っぽくて鼻がムズムズ。水も飲まず、2時間休憩なしで撮影完了。へとへとでハリケーンに戻り、渋谷で飯。
BGM : Judee Sill 『Judee Sill』

4月19日
 鳥羽スタジオにハードディスク持ち込み、流し込み作業。高速にのってハリケーン。撮影用のフィッティング。
BGM : Buffalo Daughter 『euphorica』

4月17日
 矢部曲の歌入れ。ようやく完成。データの受け渡し。ライヴ後の喉の調子と作詞の関係をいろいろと調整する日々。
BGM : Robin Scott 『Woman From The Warm Grass』

4月15日
 1時間睡眠の後、耳鼻咽喉科〜カーネーション初代ドラマーであり『ムサシノEP』のジャケ担当でもある画家、徳永雅之くんの招待で桶川市の渋いうなぎ屋へ。やたらに旨い。荒川土手の美しい風景(写真参照)に心洗われた。日本じゃないみたいでほっとするなぁ。その足で大宮の喫茶店画廊に行く。氷川神社の森もいい感じ。その後、釣り仲間の飲み会に参加。タフだなおれ。
BGM : Gene Clark 『Roadmaster』

4月14日
 祝、初来日インクレディブル・カジュアルズ。あいつら身体でかすぎる。その上、女装もするし近くにいるとくらくらする。「モドッテコレテウレシイデス」というMCにさっそくツッコミ。楽屋では月見ルのまかない食ではなくてピザ宅配食ってたぞ。それとも両方食ったのか?「お前らガレージ・バンドのあれとか絶対好きなはずだ」とかよくしゃべってくれるのだが、連中の英語が妙に流暢すぎておれにはよくわからない。アンコールの打ち合わせなんかではまぁ、音楽用語さえわかればなんとなく会話はなりたつ。「おれはコーラス部分のみ一緒に歌う、ヴァースはディフィカルトだからノー、絶対ノーだ!」とか「このベースはハウ・オールド?」とか。まぁ、そのなんだ、電圧117Vの生活が普通の奴らだから、演奏の生い立ちが違うわけで、手もでかいし、洋楽溺愛歴35年のおれでさえ驚く圧倒的なパフォーマンスだった。エアロンはアメスピの青吸ってたしね(おれは黄)。NRBQがジャズ〜R&Bのマニアックなテイストを武器とするならば、カジュアルズはニュー・ウェイヴ〜パンク。そのパワー・ポップ感は似てるようでじつは相当違う。カジュアルズは意外に現代っ子的で、ポップ音楽好きにはとてもわかりやすいストレートな音楽なのだ。ごらんよ!当然のようにお客さん最高にハッピーなノリ。よかった。紹介できてほんとよかった。さすがのアメリカの野獣たちも疲れているし、ここは打ち上げはなし。おれたちは大量の荷物を運ぶためにハリケーンに戻り、スタッフたちと渋谷に飯を食いにゆく。

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by straight_branch | 2006-04-23 18:58 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 #16

 14日は月見ル君想フでインクレディブル・カジュアルズと対バンです。カジュアルズはおちゃめなロック魂全開のバンド。驚きの初来日だね!おれたちもすごく楽しみにしています(さっき入った情報によると横浜公演、とてつもなく凄かったらしい!)。是非、是非おこしください!絶対おこしください。

4月12日
 メンテの日。眼科、なじみの耳鼻科、Gジャンの修繕。伍平でCセット。生姜漬けポークソテー。
BGM : John Heartford『Aereo Plain』

4月11日
 岡林信康のライヴ盤『1973 PM9:00→1974AM3:00』の再発がすごくうれしい。何故か縁のなかった盤で、手に入れられなくて、連日湾岸スタジオに通っていた頃に借りて聴いていたもの。ザ・バンドが最先端な時期にそんな編成で演奏。慶一さんのピアノが味があってすごくいいんだよなぁ。「ホビット」の疾走感にも改めて感激。
 
 喉の調子を見て、矢部くん曲の仮歌。毎度、たくさん歌って確かめる。
BGM : 岡林信康『1973 PM9:00→1974AM3:00』

4月10日
 正午から早稲田でリハ。ユルズは普段飲んでいた薬をぬいたらおかしくなったと語っていた。終わってから京島のお気に入りの蕎麦屋に久しぶりに寄る。昔ながらの古い店構え。ミニカツ丼セットのもりそば。950円。これが絶品なそばなのだ。ほんと。で、トイレは?と聞くと「あがって左です〜」。つまり住居のトイレなのだな。ブーツ脱いで、戦後から何も変わっていないような家の廊下を歩いて居間抜けて用を足す。呑気というか、これぞ下町というか、こういうの好きだ。廊下にほのかに漂うお線香の匂いも気持ちが落ち着くし。
BGM : John Heartford『Aereo Plain』

4月9日
 日曜日のハリケーン・ミーティング。ユルズは吐き気が止まらないとかで欠席。スケジュール関係、そして新作のジャケ周りの相談。デザインの中山くんとスタイリストの河部さんと。その後は、コレクターズの加藤くんとグルーヴァーズの藤井くんが来社、取材。5/4のAXでのイヴェント『Wild Hoses』用。加藤くんは大人になったところと、子供みたいなところが混ざり合い、良い意味で人間らしさがひとまわりスケール・アップしていて、話しているだけでおかしくてたまらない。「スターになって悪い事して記者会見で謝りたい」とか言う奴いないよ。チャーミングな奴だ。何時間話しただろうか。
BGM : John Heartford『Aereo Plain』

4月8日
 久しぶりに吉祥寺へ。レコ屋では収穫ありすぎ。なんとジョン・ハートフォードのサイン入りLP(本物なのかね?)、そして最近、妙に縁がある台湾盤でCSN&Y『デジャ・ヴ』とG.オールマン『レイド・バック』。こうなったら台湾盤のロック・コレクションしてやる!
 
 MANDARA 2へ向かう。ラブジョイのライヴ。メンバーの近藤達郎さんにはよくお世話になっているけれど、松永さんと服部くんとはパンゴのトリビュートで共演して以来、10年ぶりにお会いした。同級生のbikke(ニュー・ウェイヴ時代からの大先輩!)にははじめて会った。誠実に優しさと向き合う歌とサウンド。すばらしい。こういうまっすぐな音楽を聴くと「このまま歩いていこう」と思える。原マスミさんとも挨拶、何年ぶりかな。bikkeの歌は桃源郷のよう。それとは正反対な感情を暴くようなギター・ソロにも驚いた。指のタッチも、クリアな音も。思いからはみだそうとする歌心と衝動。
 
 土曜日の夜の吉祥寺の街はギターかついだ酔っぱらい人口多し。よそ者の気分。中央線各駅停車の駅の数にも気が遠くなった。
BGM : ラブジョイ『かけがいのないひととき』

4月7日
 レムスイムの新譜にコメントを書く。大久保さんの才能と可能性はとてつもない。矢部曲の作詞。ねばる、ねばる。できる。そう、できる。できた!
BGM : Townes Van Zandt『Delta Momma Blues』

4月4日
 何年か前に惜しくも亡くなったテキサスのフォーキィ、タウンズ・ヴァン・ザントの記録映画のDVDを観る。リージョン1にてPCでの鑑賞もまた良し。ナイーヴさの中にあらくれを心に持つカントリー・フォーク&ブルーズ。男のたましいに酔う。しばらくはこの人について考え続けることにする。歌を歌って生きることについても。
BGM : Townes Van Zandt 『Be Here To Love Me』

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by straight_branch | 2006-04-14 01:24 | 直枝政広のドンキー日記