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ナオエのドンキー日記 # 27

 男のひな祭り興行「Mixed Up Confusion 2007」にご来場のみなさん、応援を飛ばしてくれたみなさんありがとうございました。じつはスタッフにも言えなかったんだけど「中止か?」みたいな覚悟もあったほど体調は直前まで最悪だったんです。でも奇蹟はあるんです。今回、舞台裏ではさまざまな思いやりに助けられました。ありがとう。感謝はつきません。そして、「歌える」という歓びの中で、ひとつひとつようやくなんですが、やっぱり確かな経験を積み上げてきているなぁと、時間を超えたり音を確かめあいながらもあくまで次へ向かって演奏できました。そんな手応えを強く感じています。また面白い事やりますので、是非とも期待していてください。



3月5日
 Johnny Smithとか聴くしかないんだよね。1953年のゆりかごのようなジャズ・ギター。
BGM : Johnny Smith Quintet『Moonlight In Vermont』

3月4日
 10時間寝た。いい感じの疲労感ゆえ!ここぞとばかりにビートルズ『Sgt.Peppers』の英国盤モノラル、マト1を聴く。もちろん通常のステレオ盤とは別のミックス・バランス(こっちが本物)、聴こえる音がまったく違う作りなのだが、迫力とアイデア。美しさにあたらめて感激にむせぶ。ステレオ盤(ステレオ・ミックスにはメンバーが立ち会わなかった)を聴いて育ったおれたち日本人、ほんと損してきたと思う。Jake Holmesも2枚聴く。行きつけの蕎麦屋であんかけそばを食す。見た目も大好きだ。深遠な黒に沈むナルト、お麩、かまぼこ、しいたけの風景。このあんかけの透明度は眺めているだけでトリップする。ああ、やっぱり日本人でよかったと思うぜ。いつもお麩の上に生姜がたっぷりのっかっているのがまたかわいいのだ。
BGM : The Beatles 『Sgt.Peppers Lonely Hearts Club Band』(MONO)

3月3日
 星占い見ても結局、今の身体の不調は乙女座の運命そのもの。水星逆行とかもなんだよ?この乙女というクソ星座「ふざけんなよ、テメエ!」と気合いをこめて邪悪な気は東京湾へはねかえしてやった。実家にて朝8時45分すっきり起床は点滴の効果か。見事に痛みはない。まるで大リーガーが食いそうな量の野菜と肉「全部食うさ」、TVでの松坂の投球を横目にもりもり食って、弦を張り換える前に朝練。大井町の阪急で買い物してその足で月見ル入り。今日はやるしかない。入りの2時の時点で茶鼻兄弟が蕎麦屋に行ってて舞監の大田ユルズに怒られ(じつは一番最初に会場入りしていたのは茶鼻なんだけど…)かわいそうに(笑)。リハでは声も出過ぎるくらいでてひと安心。月見ル名物、まかないのおいしい食事もじつは「鶏肉と卵抜きで」という裏手配が行き届いており、おいしいエスニック風味の野菜と豚肉の丼。本番はもうやり過ぎ。長過ぎだ。来てくれたお客さん(満員御礼!)にはそこだけはあやまる。ほんとゴメン。みんな疲れたろう? 今後、ライヴの作り方をちょっと考えないとな。しかし内容は濃い。こんなに未発表もの、新曲、新ネタの多いライヴはめったにないし。だから集中した。その上でこんなに楽しめるというのも稀。いろいろな人たちに助けられてしまった。心から感謝。おかげさまで今日はいい企画になった。茶鼻とはまたレコーディングする。新たなる政風会も、博文氏と昨年末、音出したとたんにアシッドだったわけだけど、この斬新な2007年のギター・サウンドを早くかたちにしていきたい。どちらもすごく楽しみだ。先日の福島行きの帰りに買った水戸納豆飴を打ち上げでみんなに食べさせて顰蹙をかう。おれは車ゆえアイス・コーヒーのみ。そういえば、おれはいつも現場で携帯写真を撮りそこなうので、茶鼻に送ってもらった写真をUPします(写真)。

※まぁ、現場の臨場感をというわけで、スタッフ用に作った当日のセット・リストをそのまま載せておきます(茶鼻曲名は後に補填)。現場で曲はいろいろと変更しました(M-19と20を入れ替え、M-22、24と予備曲は進行上カットした)。

直枝政広 Presents『Mixed Up Confusion 2007 Vol.1』
2007. 3. 3. 月見ル君想フ

第一部 : Solo
01. バッファロー
02. 幻想列車
03. やるせなく果てしなく

04. 体温と汗(半音下げ)
05. グレイト・ノスタルジア

06. テレビ塔のロリータ
07. ギターに映る空

直枝with Brown'nose
08. 大食漢
09. 野いちご
10. ひとりとふたり(未発表)
11. Juicy Lucy

第二部 ----セット変換後 : Brown'nose (Bass &AG&Vo +こどもDr&AG&Vo)
12. ピエロ・ファンタジー
13. 宙返り(新曲)
14. 論寒牛男

--セット変換-椅子 政風会(AG& Vo + AG & Vo)
15. 裸足のリタ
16. 霧笛
17. 雨に濡れながら(新曲)
18. オチョーシモノ

直枝with Brown'nose(Electric)
19. 骸骨と貨物列車(未発表)
20. 裏切り(未発表)
21. あの娘ロング・シュート決めたらどんな顔するだろう

Solo
22. オフィーリア (with大田)
23. ANGEL
24. Wild Fantasy
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En
直枝with Brown'nose(Acoustic)
01. きみのために運をつかいはたそう(未発表)〜Dear Sir/ Madam〜牛蛙三度笠

直枝with 鈴木博文 + Brown'nose (Acoustic)
02. 大寒町

Solo(Acoustic)
03. ダイアモンド・ベイ
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予備: 夜の煙突


3月2日
 ひどい頭痛にて、その痛みから寒気はするわで、とにかく練習なんてまったく出来ない。まじでやばい。こんな状態ではライヴは出来ない。夜、大学病院に飛び込む。鼻が原因ですよ。先生、見事な処置。いままで受けたことのない治療。2本点滴。明日一日もつように薬も見た事のないようなものばかり。すごいテクニックだ。救われた。「痛みで最近の記憶ないんじゃない?」と先生。そうかもしんない。あれこれ相談しながら手配していたステージ衣装も無事、実家に届く。「おれは助けられてる、守られてる」と心からそう思った。

2月27日
 朝、頭痛続く。米国の業者から思い出の一品、The Dave Brubeck Quartet『Impressions Of Eurasia』6 eye MONOが届く。VG/NMで1ドルという破格値。送料込みで15ドル(笑)。美品だった。盤ピカピカ。音も最高。夕方から湾岸スタジオででかい犬に吠えられながら政風会のリハ。お菓子食べて、だべってなかなか練習がはじまらない。大森海岸にてレンタル落ちのVHS「大人は判ってくれないーあこがれ」「ゴースト・ワールド」「D.リンチのホテル・ルーム」「カウガール・ブルース」購入。しめて900円。実家で飯。3日のライヴの内容がほぼ決まった。新ネタ多し。また衣装を買わないと。
BGM : The Dave Brubeck Quartet『Impressions Of Eurasia』

2月26日
 皮膚科。炎症の改善に驚いた先生「どうするとこうなるんですか?」といろいろとメモる。朝にめでたく政風会の新曲「雨に濡れながら」完成。すると今度はひどい頭痛。
BGM : Bob Dylan 『The Wild Mercury』

2月25日
 おそらく今まで読んだビートルズ本の中でも最高に愉快な一冊、ジェフ・エメリック著「ビートルズ・サウンド最後の真実」は『リヴォルヴァー』あたり。寒い日でも暑い日でも週に何度か行く蕎麦屋でかき揚げそばを食う。プロッコリーって天ぷらにすると甘みが出て旨い。しかしまぁ、政風会の曲がまだうまくまとまらぬ。夜中にみそ汁2杯。
BGM : The Beatles「Paperback Writer」「Rain」

2月24日
 午後、六本木。ラジオ日本でカンケさんの番組にCDJの藤本さん(ビートルズやくざ)と出演。ジョージの特集。「ヒア・カムズ・ザ・サン」は嫌い!とか喋ったので顰蹙をかうだろうが、全然かまわない。その後、旧友たちと恒例の会合、上野にて。飲んで食って寝る。二軒目の日本一旨いピザの店でも飲んで食って寝る。電車でも立って寝る。今日はめちゃくちゃ風が冷たい。コートのポケットに温かいお茶をしのばせても無駄。3時間ほどうたた寝したら醒めていた。夜中にジャズばかり聴く。
BGM : Sonny Rollins『Tenor Madness』


2月23日
 朝10時半。起きると頭が重い。二日酔いか?贅沢で栄養満点のおいしいご飯をいただいて、小女子を買いに行く。古いおもちゃ屋さんをのぞいたり、茶鼻兄弟のこだわりの酒の買い出し。練習場でまたみっちり演奏。夕食は茶鼻家で鰻をごちそうになる。朝もぎたてのイチゴや日本酒もいただいた。いつもお世話になってばかりで恐縮。明るくにぎやかな3世代家族、素敵すぎる。ほんとに、また来ちゃいますよ。子供たちとwiiやれなかったのが心残り。1号の運転で3人東京へ。常磐道ほど真っ暗な道もあるまい。友部P.A.で「水戸納豆飴」購入。なんとも壮絶な味。途中で噛むと納豆の粉末が出てきてねばねばする。ずっと焼肉のタレ風のニンニク味が残るジンギスカン・キャラメルよりはましだとは思うが。不眠不休の茶鼻1号と納豆嫌いの2号に舐めさせると、2号は死にそうになっていた。充実した2日間のしめくくりにふさわしい。ヘッドフォンのイヤーパッドを交換。良いヘッドフォンなのでまだまだ使える。あとスウェードのレッドウィングのソールも交換しないとな!
BGM : Stark Reality 『Now』


2月22日
 アコギ抱えて、お土産にきんつばとスイート・ポテトあんの詰め合わせを買う。スーパーひたちに乗って福島入り。いわきを過ぎると急に時間が重たく感じる。駅と駅の間の距離が途方もないものになる。駅に着くとブラウンノーズ兄弟がいた。1号の教え子もいて記念撮影。町の大衆食堂でおいしいきつねうどんを食す。市営の施設内のスタジオで練習。2号が持参したペイント・ギターが眩しい。エレキでもアコースティックでも何をやってもおれたちのいつもの音になる。6年ぶりの福島。外は結構寒く、底冷えする。茶鼻家ではすばらしい日本酒「十四代」を何種類か効き酒大会。フルーティにもほどがある。白米がこれまたおいしくて、おにぎり三つ。大トロの刺身をごちそうになる。水も美しい。
BGM : Sonny Rollins 『A Night At The Village Vanguard』

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by straight_branch | 2007-03-05 20:57 | 直枝政広のドンキー日記