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ナオエのドンキー日記 (鳳凰編) #4

 こんにちは!じつはこうみえてもニュー・アルバムに向け曲書き中なのです。
 さて、イヴェントのお知らせです!来る2月22日(金)、下北沢の風知空知にて『宇宙の柳ゼミ』開催が決まりました。ソロ・ライヴならびに書籍『宇宙の柳、たましいの下着』をテキストにレコードを廻し大いに語るつもりです。是非是非、本を持参のうえお集りください。その詳細はcarnation-web.comのNEWSにありますが、2月5日からチケット予約の受付がはじまります。ちなみに関西等でも開催する予定がありますので近く発表をお待ちください。どうぞお楽しみに。あと2月2日は赤坂グラフティ。タマコウォルズのライヴでこってりと共演します。こちらも是非!


1月28日
 気になってたカレー屋さんに行く。店主はおしゃべり好きなおかみさんで、話を聞くに世の中の捩じれの仕組みがよくわかってらっしゃる。さてさて、視力が落ちて久しいので、いよいよ運転用の眼鏡(黄色のフレーム)を作った。両目のピントがくっきり。そのエッジの効いたクリアな世界におもわずのけぞる。いかに今までボケボケで運転してたかがよくわかった。感動。この調子だと普段用も近く用意せねばなるまい。

1月23日
 電車で堀江敏幸『雪沼とその周辺』を読み始める。国際フォーラムでルーファス・ウェインライト公演。自分の好きな感じをああやって全部観せられちゃもうたまらない。「一杯いきますか」と鈴木慶一さんや妖精の村のIくんたちと中学同窓生のやっている割烹へ飛び込む。築地直送なので魚がめちゃくちゃ旨い。時価メニューも並ぶが刺身の思わぬサーヴィスもあり、ありがたく飲ませてもらう。何食ってもとろける。トイレにもいかず座敷の音楽談義。おしっこがもれそうだったのが北千住。しかし我慢。常磐線で妖精の村のIくんに「タウンズ・ヴァン・ザントは全部聴きなさい」と震えを我慢しながら語る。

1月22日
 先週でようやく新年会モードも落ち着いてホッと。何曲かMySpace用にエディット。頭の中にしまいっぱなしだった新曲も陽にあてないといけない。ギターにて再び曲が降臨。

1月17日
 大切な時間なのに、しかし何をすることもなく(何もすることができず)ただ音楽に浸るしかないのだ。瞬時に興味があちこちに飛び交う。自分のジャジメントを訓練するかのように音の網の中でもがき始める。曲作り期間はだいたいこうだ。

1月15日
 親戚宅でお寿司をごちそうになる。夜、昨日のカセットからライヴ音源をProToolsに放り込み調整。エディットしてファイル化。『敗戦日記』読了。東京の焼け野原をおれも歩いた気になった。最後は作者もノイローゼ気味になっていたが、激動と不安だらけの日常が身体に良いわけがないのだ。8月15日周辺の日本人、その静かな恐怖の心理描写が痛い。何故か活字が楽しいので、また頭から読み返しだした。複雑な思いのまま深夜に讃岐うどんを茹でる。

1月14日
 今年はまず運気をあげるためにも良い鞄が欲しいところ。まぁ、それよりも3週に一度の美容院。シャンプーとカラーで気も整うというものだ。帰りにふらっと寄った古本屋でLPの思わぬ掘り出し。ローリング・ストーンズ『メインストリートのならず者』のワーナー初期盤のオレンジ帯付きポストカード揃い完品の美品がなんと300円。他にも珍しい帯付きLPがザクザクと。まるで夢のようだ。荷物は重いが嬉しくて重くない。というわけで鼻息荒くハンバーグ屋に入りご飯おかわり。さらに夜中に机の引き出しから懐かしいカセット発見。2001年7月7日、難波ベアーズでの直枝政広&Love ExperienceとHopkins 。これ、まことに熱い音源であった。何曲かエディットしてそのうちMySpaceに置こうと決心。なるほど今日は掘り出しの日か…。
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by straight_branch | 2008-01-28 22:53 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記 (鳳凰編) #3

1月12日
 キリっと冷え込む。元、耳鼻咽喉科のサックス丹羽、我が幻の2001年のバンドLove Experienceのキーボード宮原(『Duck Boat』やシングル「スーパーマン」のイラストも彼)とZ大同級生3人で居酒屋、小さな新年会。笑い通し。「お前らの話を聞いていると毎度自分が大切に築きあげてきた思考のピラミッドが根底から崩れる。いや、これこそともだちの会話だ!」という宮原の言葉が印象的。さらに「とはいえ、帰りの電車に乗って何十分後かにはすぐに立て直せるのだが」と。つまり酔ってなんぼだ。上野駅、夜の常磐線ホームは煤けて暗い。昭和の記憶そのまま。軽く部屋の掃除。高見順『敗戦日記』を栞の挟まっていた8月から読み始める。もっともヘヴィな箇所だ。

1月11日
 新年会が続きそうな予感。SUICAをぱたぱたしながら電車。車中BGMはラウドン・ウェインライト三世『Last Man On Earth』で読書は高見順『終戦日記』と、頭が変になりそうだ。事務所でアルバム制作のためのミーティング。方位磁石を使って先日買ってきた豊川稲荷のお札をしっかりと東向きに貼る。リレー・エッセイ(「架空の選曲カセットを制作し語る)で1ページ分を担当した雑誌『Dazed & Confused Japan』(チェックよろしく)をいただく。のち、居酒屋でビールはハートランド。つまみは刺身とアボガド・サラダとじゃがいも。朝方『終戦日記』読了。作家の苦しみが一冊に詰め込まれた労作で圧倒的におもしろい。次は頓挫中の『敗戦日記』(昭和20年の日記)に逆行予定。

1月10日
 12時にスタジオ入り。ちわきまゆみさんの番組(FM802 「BINTANG GARDEN」13日放送)の収録。丸々1時間「フランク・ザッパ特集」という驚きの企画。ドゥィージル・ザッパ来日記念。楽しすぎた。その打ち合わせ中に長年音信不通だった中学時代に組んだ初めての二人バンド、APPLE(※)の相棒Yから突然の電話あり。彼から届いた年賀状がきっかけで連絡がついたのだが、近々逢えるかもしれない。「年賀状って偉大だわ〜」とちわきさん。本当、そうですね〜。収録後、ドゥニームに行きデニムを新調。

 ※APPLE : 1972年に結成。辞書の例文を多用したトンデモな英語詞を歌う(今聴けば)アシッド・フォーク・グループ。1973年までにオリジナル・カセット・アルバム7〜8枚(8ミリ映画のサントラ盤も2種)制作。ビートルズ年表にならって解散。後はソロ作で闘う。書籍『宇宙の柳、たましいの下着』にも書いたが、Yはソングライターとしてもおれなんかよりもずっと早熟で数多くのセンチメンタルな傑作を残した。ある晴れた日、グラハム・ナッシュ「狂気の軍隊」を朗々と歌い上げ相方の人生を狂わせたうえに、先にリンダ&ポール・マッカートニー『ラム』を買った男。現在は建築士。

1月7日
 赤坂の豊川稲荷でヒット祈願。とらやで抹茶。仕事始めは事務所で『MARQEE』の取材。去年から引き続きの第3回目。松本昌幸さんと岡村詩野さんと「やぁやぁ、あけましておめでとうございます!」。テレコを前に漠然としながらも自分のヴィジョンの路地裏を覗いてみる。最近の心の友はなんといってもラウドン・ウェインライト三世。ようやくこの歳になって彼の歌とピタッと波長があった。『AlbumⅢ』。
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by straight_branch | 2008-01-13 06:22 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記(鳳凰編) #2

1月3日
 あっという間の年末年始。今日まで雑煮。旨すぎる。両親を実家におくる。帰りの高速道路は爆音でまた鈴木慶一さんの新作ソロを聴く。美しいメロディに何度もゾクっとした。

1月2日
 寝起きに雑煮を山盛り3杯。駅伝を横目にゆっくり食う。TVを消せばパキっと時間が止まる。『終戦日記』もぐいぐい読めてしまう。少し歩きたくなって夕方、柏ユニオンに行く。1時間半ほど無心でレコード棚とたわむれて結局、Weenの新譜をようやく購入。あとウォーレン・ジヴォンの未発表音源2CD。Weenのやんちゃな音楽は憧れ。キレのいい変態サウンドが今の気分に妙にフィットする。封入されているゴキブリ・ポスターの裏側、スナップ写真の雑然とした幸福感に「やられた!」。
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by straight_branch | 2008-01-07 04:36 | 直枝政広のドンキー日記

ナオエのドンキー日記(鳳凰編)#1

2008年 1月1日
 今年もどうぞよろしく。「鳳凰編」はじまりました。カーネーションもとうとう25周年なので何かと動く年になるでしょう。面白い一年にしたいと思っています。ご期待ください。

 昨年はチャレンジの年だった。まさか本(『宇宙の柳、たまいしいの下着』 boid )を出版できるなんて考えてもみなかったし、さらに映画や政風会の仕事も刺激たっぷり。毎日驚きながら過ごした。そんな年明けのBGMはスクリャービン。フレッシュな目標もたてつつ、0時ジャストに穴八幡の一陽来復を貼る。正月なのでのんびりしているが、何日ぶりかでギターにさわったりもした。今年は鰹ダシの具沢山の雑煮でいつも通りの数。間食は一切せず。年末から続く読書は久々に高見順、『終戦日記』。昭和21年の浅草、新橋風景を彷徨う図。作家が懸命に書いたり、飲んだり、逃げたりする姿がリアルだ。ボビー・(ロバート・ウィリアム)スコットのジャジィな2 in 1 『A Taste of Honey / The Compleat Musician』、弦四ヴァージョン「密の味」も正月のテーマとなった。『宇宙の柳』への道はこれからもずっと続く。
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by straight_branch | 2008-01-02 01:50 | 直枝政広のドンキー日記

あけましておめでとうございます

ドンキー日記をご覧のみなさま、
あけましておめでとうございます。

2008年を迎え、このドンキー日記も「鳳凰編」となりました。

「月世界ナオエくん」も引き続き写真ブログとして
更新していくとのこと、どちらもご愛顧くださいませ。

今年もよろしくお願いいたします。

そして今年こそ、ストブラ第二弾!!
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by straight_branch | 2008-01-01 00:42 | from ストブラ・スタッフ