ナオエのドンキー日記 # 03

12月27日
すっからかんの晴れ。横浜のサムズ・アップにて恒例の年末バンブルビー・イヴェント。品川からは高速すいすいで早めに着いたので余裕しゃくしゃく。バンブル金野に手伝ってもらって、車に積みっぱなしだったフェンダー・ツイン・リヴァーブを下ろす。これが重い(VOXアンプはこれよりもっと重い)から先日、小さめのデラックス・リヴァーブを奮発して購入したというのに、これじゃあねぇ。いや、それをまた車に積み替えるのがひどく面倒だったのだ、単に。モス・チキンを買い食い。リハをなんとかこなし、途中、平澤に頼んで中古レコード屋に連れていってもらう。20分ほど静かにレコードを眺めて心が落ち着いて、ブッカーT & The MG'Sの欲しかったLPを買いそうになったけれど、盤質が悪かったので何も買わずに戻る。

さて、本番。椛沢崇昭トリオはその個性にビビっと来る。熱い演奏。2曲目は「ポップなナンバーです」と言うわりにPOPではないところがミソ。きみたちの目指す音そのままでアルバムを作りましょう。期待大。

上田ケンジ・トリオもあいかわらずすごく良い。力みなく、しかも涙たっぷりのウエケンの歌世界(実際、よく見ると太い涙を流しながら一点を見つめて歌っている)はすごくすごく貴重だ。声も沢田研二に似てるし。新しいアルバムが楽しみ。超ブレイクの予感あり。

神園さやかさん(先日のAXにもわざわざ挨拶に来てくれてありがとう!)は3歳から歌をはじめたそうで、体中で自然にコントロールができているとても優しい声だ。「おじいちゃん」は親しみのもてる良い曲。MCから歌に入る瞬間の荘厳な何秒間の緊張感、その佇まいにしびれたし、ゴスロリの衣装も観ているうちにすごく良く思えてきた。これぞ魔法。楽屋で肉をほおばっていたさやかさんに「お父さんお母さんは応援をしてくれていますか?」と聞くと「はい!」という元気な言葉。よかった。がんばりましょう!あと、おれの着替えの間じっと向こうをむいていてくれてありがとう。

「おじいちゃんでーす」と登場のジャック達。何も言うことはない。一色さんのMCは20年以上前から最高。「奥歯にピザが挟まって…」って何回言った?「一色進を飼いたい」と言ったのはたしか鈴木慶一さんでしたか?その気持ちわかるなぁ。良いメロディと歌詞の正直さ。これを宝と言わずにどうするの?評論家のみなさんももう一度ちゃんと評価してくださいね。1st『My Beautiful Girl』は東武東上線の匂いが充満した城北サウンドの傑作。男の夜明けの哀愁を歌った「みみずく」が生で聴けて最高だった。

もうジャック達で笑いすぎてすでに声帯がつりそうだったけど、おれは何をやったんだけかな?「バッファロー」「野いちご」「シナモン・ガール」「Strange Days」「Sweet Baby」「Juicy Lucy」だったかな。先月、事故で亡くなった羅針盤のチャイナさんの思い出として、2001年に心斎橋のクアトロで共演したニール・ヤング「シナモン・ガール」を心こめて歌い、鳴らした。これはバンブル金野とおれの強い思い。「今日、歌おう」とふたりで決めていたのだ。

アンコールに飛び入りで参加が決まっていた加藤いづみちゃんが遅れて会場入りした時に「Sweet Baby」はいきなり歌える?と聞いたところ「うーん、どうかな?急に歌えるかな?ビートルズだけでいい?」とまで言われていたくせに、本番でいきなり呼び込み、「Sweet Baby」歌わせたおれはSだろうか?しかし、さすが、歌中で練習しながらの本番とはいえ、見事に歌いこなしてくれました。さらにビートルズ「プリーズ・プリーズ・ミー」でのピアニカや「愛のさざなみ」もぶっつけで歌いこなしてくれた。さやかさんといい、いづみちゃんといい、女性は根性座っています。

店で飲み、さらに外で飲みでワイワイと横浜の夜を彷徨う。ジョナサンでハンバーグ食って酔いがさめたのは結局朝5時。駐車料金が莫大。横浜の駐車場の料金はちょっと怖い。

BGM : Duster Bennett & His House Band 『Smiling Like I'm Happy』

12月26日
翌日のイヴェント用の歌詞を整理。「歌う」ということは、そこに至るまでの自分自身を表わすこと。心の奥の底力を確認したり、試したりすることもできる。気持ちがグラグラしていたら歌もグラグラしちゃうのだ。程よいストレスは逆に気を引き締めることもあるけれど、まずはまっさらな状態で自分はどんな位置にいて何が出来るのかを知りたい。イヴェント出演はそういうことを発見するチャンスでもある。その時々の体調や気分もあって、ストレスなしで現場に辿り着くことって意外と少ないからなぁ、どうか明日も8日も気分や天候がおだやかであってほしい。

BGM : Randy Newman 『Little Criminals』
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# by straight_branch | 2005-12-29 06:24

ナオエのドンキー日記 #02

27日は横浜のサムズ・アップで年末恒例のバンブルビー・イヴェントです。また、にぎやかな楽しい夜になります。どうぞいらしてください!よろしく。  

12月25日
実家でけんちんうどんと刺身とご飯。深夜、サイバー・パンクな風景のCHIBA CITYにていとこの映画監督山本淳一(ヤマジュン)と古本屋。おれたちのひいおじいちゃんは納豆屋さん。町で商売してきては浪曲のレコードを買って帰り、近所の人をあつめて「いい話だべっちゃぁ」と涙していたという。強力にオタクな血筋なのだ。30年前に雑誌「音楽専科」で見て憧れていたアルヴィン・リー&マイロン・ルフェーヴル『自由への旅路』LPと15年前に買いのがした「ナンズ・オン・ザ・ラン」のVHS。敵討ちのような買い物、500円。恒例の深夜のびっくりドンキーで暴飲暴食。チーズ・カリー・バーグ・ディッシュの300g。でも足りない。もう一杯食いたい。
BGM : BIG STAR 『IN SPACE』

12月24日
うーん、なかなか曲も原稿も「かたち」にならないぞ。リラーックス!!というわけで、AXの日に津田大介氏からプレゼントされた新刊本「デジタル音楽の行方」(David Kusek + Gerd Leonhard:著)を読んでいるのだが、これがすごくおもしろい。音楽の未来へ続く書。独立していざ歩き出そうとしているおれたちだが、このワン・ステップはどうみても必然だったわけだ。音楽家とリスナーに大きな勇気を!翻訳も信じられないほど優れている。
BGM : Duster Bennett 『The Complete Blue Horizon Sessions』
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# by straight_branch | 2005-12-26 21:01

ナオエのドンキー日記 #01

1月8日お待ちしております。じつは「Straight Branch」って直訳すると何となくおれの名前になるんですよ。責任重大ですな、こりゃ。なので、このブログを介してみんなに好きに遊んでもらいたいと思うので、年末年始のあわただしい時ですが、ストブラの日まではここで、あいかわらずのだらしのない日記(それも久しぶりに)を限定でやることにしました。コメント歓迎!ではどうぞよろしく。     直枝政広(カーネーション)



12月23日
カーネーション「Hurricane Festival」のDVD発売日。たっぷりの内容のドキュメンタリー風。「野いちご」の撮影も気持ち良かった。とても美しい一日だった。近く携帯で撮った写真をここにUPしよう。音と光の天使が再び舞い降りた。あのあとおれたちは不忍池の高級な鰻屋。ダンシンイチロウの奢りで鰻丼食ったのだった。

12月22日
また髪が伸びてばさばさしてきた : 一色進さんに電話、「ジャック達を聴いて泣いた」と告白すると一色さんも泣いていた : あっ、歌入れしないと:Clap Your Hands Say Yeahを試聴、デヴィッド・バーンとニール・ヤングをまぜたような声 : 大阪バナナの時にファンからプレゼントされた神戸のルビアンコーヒーがめちゃくちゃうまい!ありがとう。

12月20日
中古レコード。Cathal McConnell、TIERRA、Woody Guthrie。しめて1.900円なり:久しぶりのナポレオンライス:携帯の充電コード壊れる:コーヒー10杯 : 作業、耳からゲップが出そう : この歳になってようやくのハインライン「夏への扉」じっくりと読了 : PHISHの3CD『MSG NEW YEAR'S EVE 1995』潰れて届く。デジパック全トレイ破損ゆえ返品、交換へ。こんなことあるんだなぁ : 映画のDVDをとり急ぎ2枚注文。

12月19日
ライヴ音源2曲のマスタリングで徹夜 : 青山CAYでミーティング。しゃべりにしゃべってタイ・カレーとマティーニをザラっと一気に飲み込む:NRBQのDVD解説に早くとりかかれオレ。

12月某日
今年の収穫はEmiliana Torrini が歌うサンディ・デニーの曲「Next Time Around」。あとはCommonのアルバム『Be』だね。アナログあるかな?欲しい。『resurrection』の2LPは買いました : ポール・ウェラーとフィオナ・アップルの新譜の良さも驚愕だった。でオールタイム、何が一番ってそりゃキッド・クレオールにきまってんじゃんか!とか言いながらジョイ・ディヴィジョン「An Ideal For Living 」最高!とか言いながら、じつは岸野雄一「とんかつ一代」を10回聴く: 河は深く山は高く、インナーは薄くアウターは厚く。

12月某日
スティヴン・スティルスの『スティルス』は名盤だと思う。

12月某日
John Hammond『Source Point』とFleetwood Mac『Blues Jam In Chicago』が滲みる夕暮れ。

12月某日
久しぶりにレコードと本のためだけにお茶の水や神保町を歩く: 山田風太郎「くの一忍法帖」(じつは山田風太郎をあまり読み終えたことがない): John HammondのLP、中山義雄さんから教わったLazy Farmerの再発を購入 : 青山CAYでミーティング。タイ・カレーとビールとアイスクリーム。
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# by straight_branch | 2005-12-24 03:17 | all night event

直枝です

新年の幕開けにふさわしい夜遊び企画です。大騒ぎしましょう。
みなさん是非いらしてくださいね!

ZAKさんのユニットは、大野さんがムーグ、ヨシダさんがシタール。
どんなサウンドが飛び出すんでしょう、わくわくしますね!
シュンちゃんはキュートな弾き語りかな?
おれとも一緒に演ってもらおうと思っていますよ。

DJ陣もすげぇ!フカミさんどうぞよろしく!
木暮くんもHARCOもイザベルも!こりゃたまらない。
おれも久しぶりに廻すし。長い夜になるぞぉ!

みんなどんどん友達連れて遊びにきてね!どうぞよろしく!!

直枝政広(カーネーション)
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# by straight_branch | 2005-12-12 22:12 | all night event

DJに⋯

HARCOさんの参加が決定です!
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# by straight_branch | 2005-12-05 14:02

チケット発売について

メールでのご予約のほか、12月8日木曜からQUE店頭および、チケットぴあ(Pコード:218-335)、ローソンチケット(Lコード:39104)でも販売開始します。
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# by straight_branch | 2005-12-03 00:10

all night event

Straight Branch
2006年1月8日(日)open/23:00 start/23:30
下北沢Club QUE(map)

LIVE
直枝政広 from Carnation
zakyumiko (zak+大野由美子 from BUFFARO DAUGHTER+ヨシダダイキチ)
渡辺シュンスケ from cafelon

DJ
直枝政広 from Carnation/ 木暮晋也 from Hicksville/ HARCO/ フカミマドカ/
34/ izabel-k

ticket (with 1 drink)
adv./ \2,500 door/ \3,000

☆前売チケットのご予約はこちらのメールアドレスで先行受付中です ☆
straight_branch@excite.co.jp
枚数とお名前を明記の上、送信ください

Club QUE店頭では12月8日(木)から前売チケット発売開始します

info: Club QUE 03-3412-9979

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# by straight_branch | 2005-11-28 04:07