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ナオエのドンキー日記 #23

 毎月、何かといろいろあって大変ですが、ソロ・コンサート無事終了しました。来てくれたみんなどうもありがとう!これから年末のAXに向けて猛突進します。どうぞよろしく!で、つい先日発売された宮川弾アンサンブル『pide-pier』で気持ち良く一曲歌わせてらっています。すごく内容のある、他のどこにもない良さをもった大傑作アルバムなので是非!そしてムーンライダーズ記念すべき30周年の映画『マニアの受難』のサントラでも歌っています「ボクハナク〜」。聴いてみてくださいね、最高です。おれ感動しちゃいましたぁ。秋の読了書はグリール・マーカス著「ライク・ア・ローリング・ストーン」と色川武大「あちゃらかぱい」。現在も何冊か併読中。10日深夜は下北沢モナにて「DJ巌流島〜去年やわらかサラダで」やります。夜遊びの準備はいいか?



11月6日
 12月9日AX公演の内容もぐぐっと見えてきた。詳細はまもなく。社長はそのスケジューリングで大変そうである。ふたりして新大久保のフリーダム・スタジオへ。ツアー配信用のマスター音源のまとめ15曲。終わったのが朝3時過ぎ。
BGM : Corey Harris 『Fish Ain't Bitin'』

11月4日
 京都で行われたチャイナさんの会に心で参加させてもらいました。
BGM : Neil Young「Cinnamon Girl」

11月3日
 浅草は久しぶり。東武浅草線の牛田〜堀切〜東向島の鉄路の風情よ。この辺りは東京一静かでディープな風景ではないか?曳舟駅で胸打つ謎の亀戸線(ワンマン)もいまだに乗ったことがなく(旧称:西武是政線も憧れ路線)、男子心は踊る。芸能系充実の宮田レコードを覗いたり、欲しかった黒いスニーカーを購入して洋食屋でビール。そして隅田川沿いのホールでブリジット・セント・ジョン公演。何年ぶりの来日かな。クリーチャーズの青柳くんとも久しぶりに会った。酩酊の夕べ、アコースティックの夢幻。気持ち良いったらなく、気がついたら記念Tシャツも購入。神谷バーは閉まりかけていたし、小腹も空いたので寿司屋に。これがまたうまいんだな。
BGM : Corey Harris 『Fish Ain't Bitin'』


10月26日
 午後一の京橋。ムーンライダーズの映画『マニアの受難』試写会を観にゆく。底抜けに面白い。業界で長くやっている人間にはズシリと重い体験談や証言もあり、深く考えさせられた。そして、この記念すべき映画の中に自分が映っている事は光栄この上なく、感激。座席で溺れそうになる。観に来ていたナツアキくんやサエキさんに挨拶。神保町を歩きまわってからハリケーンで会報の発送作業。おれは封筒の糊はり担当。
BGM : 『La Planete Sauvage』Original Soundtrack

10月25日
 映画「オンサくん」作業終了。全11曲、29分を4日間で作曲、演奏、TD終える。そして納品。なんという激しい日々。途中、プロ・トゥールズ不穏になるもD-Recのサポートで回避、助かった。ジョー・ジャクソン『ルック・シャープ』についてコメント。ライヴ音源のマスタリングも並走。脳みそはすでにグダグダ。夜、千葉シティへ。ヤマジュンとドンキー。ポール・スミスの最高に色感の悪いコットン・パンツを中古で1.900円で購入。
BGM : Sandy Denny 『BBC』

10月23日
 あいにくの雨、電車本は高見順「敗戦日記」。これがまたおもしろいんだ。CDJ編集長の藤本さんと恒例のカレー(辛さ30倍)飲み。作業。
 
10月21日
 ユニオン金野主宰(予約は毎度おれ)でホワイト餃子会。楽しくのんびりと。ユニオンでAli Farka Toure And Ry CooderのLP、DJ用にとEarl Hoocker『Theres A Fungus Amung Us』のLP。タワレコで『コンゴトロニクス2』購入。作業。
BGM : CONJURE『Music For The Texts Of Ismael Reed』

10月20日
 駅前の古本市で手頃なバルテュスの画集と高見順の文庫をごっそり購入。この収穫はでかいぞ。前にもコクトーの秀逸なドローイング集を買えたのもこの古本市だったのであなどれない。その重い荷物をぶらさげたまま渋谷で某ライヴを拝見。山本淳一監督の新作映画「オンサくん」の音楽にとりかかる。

10月18日
 青山の月見ル君想フで「直枝政広 ソロ・コンサート」。ひとりっきりのライヴというのは人生ではじめての経験。弾き語りワンマンの動員では金字塔の記録だったそうだ。来てくれたお客さんに感謝しきれない。すべてアコギで自由度が高いライヴ。みんな楽しんでくれて、かなり盛り上がった。年に一回くらいはこういうのをやりたいと思った。遠征公演もぜったに決めたい。半音下げ用とサブ用に青山陽一くんが貸してくれたくれたのがヤイリ。あとはおれのGibson J-50で突っ走った。撮影にかけつけてきてくれたマッキー曰く「すごかった!場の磁力に驚きました。直枝さん、お客さんに栄養を全部吸い取られてます!」はい、そのとおりです。だからいつも人一倍「喰う」のかもだ。仕切り上手(魔)のゆるずにステージの進行をまかしたことも精神的に助かった。照明は月見ルのEちゃんがイメージを高めて特殊な照明を準備(感謝!)、自由に作り込んでくれたので最高の演出になった。記念すべき一夜になった。打ち上げは朝方までハシゴ。津田くんやモピーたちとけっこう真面目な話もしつつ楽しむ。あいかわらずCDJ編集長、藤本氏の泥酔姿はおもしろい。


01. コズミック・シーのランチタイム
02. 市民プール
03. Wild Fantasy
04. ハッピー☆アンラッキー
05. New Morning
06. 野いちご
07. ムサシノ・ブルース
08. ハイウェイ・ソング
09. ジョンとメリー
10. オフィーリア
11. やるせなく果てしなく
12. Standin' All Alone
13. Planet Radio
14. ギターに映る空
15. テレビ塔のロリータ
16. Magic
17. ダイアモンド・ベイ
18. Strange Days
19. Cinnamon Girl
20. 100人のガールフレンド
21. OOH! BABY
22. ANGEL
23. Juicy Lucy

En--------------------------
24. 幻想列車
25. 大食漢
26. Sweet Baby

27. Buffalo
28. 夜の煙突

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開場BGM : Playlist

Outlaw / Eugene McDaniels
Ridin' The Blinds / Top Topham
In The Air / Richard Swift
Cricket / Colie Ryan
It Happens Again / Bunky & Jake
Sola Systim / Underground
New Romance / Marc Benno
I've Never Found A Girl (To Love Me Like You Do) / Eddie Floyd
-Sabra Dios / Steve Jordan
Get Away / Ry Cooder
Nothing Lasts Forever / The Kinks
Openin' My Love Doors / Essra Mohawk
Out Of This World / London Elektricity
Chrometone / Denny Freeman
Republique Guinea / Bembeya Jazz National
Peixe Viva (lē-Quitíngue) / Tom Zé
It's You / Animal Collective (ft.Vashti Bunyan)


10月13日
 フィオナ・アップルを観に国際フォーラム。やっぱり新作のねっとりした不思議な感触の曲が好きなのであった。
BGM : リンジー・ディ・ポール『リンジーのためいき』

10月12日
 ハリケーン・ミーティングの後、渋谷へ衣装を買いにゆく。イタリア製の生地のよいシャツ。柄も古着っぽくて気に入った。ようやく名古屋分のDATに突入。内容はめちゃくちゃ熱い。
BGM : Wesley Thomas『Wesley Thomas Plays At Carlton』

10月11日
 大阪分のDATを聴く。熱い内容もクールにチェック。気晴らしに柏のユニオン。ジャケでピンときて古いカリプソを買う。『Wesley Thomas Plays At Carlton』というLP。サン・ラーが弾いていたようなキーボード中心のスウィートなコンボ。内容最高!50年代後半か60年代初期。レジに並んでいたら前の男性が『HOPKINS CREEK』を買っていた。すぐ後ろにそのCD作った本人がいるという図。斜め後ろ上を眺めて口笛吹いて他人のふりをする。発売から7年だし、これは稀なケース。彼は精算すると後ろを振り返らずに帰っていった。おもしろいこともあるもんだ。
BGM : デイヴ平尾『一人』

10月10日
 Web Radioを探っていたらおもしろい放送にぶつかる。英国のResonance FM。アート系の音楽やDJの実験の場らしい。深夜にノイズ音楽を垂れ流す。孤独で遠い音の砂嵐、こんな静寂もたまには悪くない。
BGM : Denny Freeman『Twang Bang』

10月9日
 今回のツアーは配信されるのだが、そのためにDATを預かって聴き始めて、ようやく博多分。
BGM : Doug Sahm & The Sir Douglas Quintet「The Gypsy」

10月8日
 18日の弾き語りのことを考えはじめる。ソロ公演、とんでもないことを決めてしまったのではないかと一瞬ドキドキするけど、ぶつかっていくしかない。
BGM : アーサー・ブラウン『ファイアー』

10月7日
 ツアーの疲労がどかんと出たのか、皮膚科の世話になる。土曜日だし午前中にと馴染みの医者を目指すも臨時休診。とてつもなく混む医者にしかたなく。ナニワのジャン・レノからうれしいメール。
BGM : エネメヤ・ケステール&ヴィクトリアエレイソン『ワベロ』

10月6日
 ハリケーンでミーティング。夜中にITMSでムーンライダーズ「ゆうがたフレンド」購入。1回目には驚き、二回目には猛烈に泣けた。
BGM : ムーンライダーズ「ゆうがたフレンド」

10月3日
 2年半ぶりかで喰った吉野家の牛丼。
BGM : エディ藩とオリエント・エキスプレス『その1』

10月1日
 かなりな雨の日。某ライヴを拝見。そのままF音楽出版会社のU氏とシネマと堂島くんのライヴを観に鴬谷に向かうはずが、ミーティングもあり行けず残念。今回こそはと思っていたのだけど。
BGM : Denny Freeman 『Out Of The Blue』
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by straight_branch | 2006-11-07 06:12 | 直枝政広のドンキー日記
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