ナオエのドンキー日記 #32
こんにちは、おれは元気にやっています。先日は夕張と札幌で応援してくれたみなさんありがとうございました!とてもいい時期で空気が澄みきっていましたし、すごく楽しかったですね。また行きますので!そして、おれは14日に神戸の六甲山で弾き語りをします。野外でのソロってはじめてですが、風が吹いても何が降っても歌います。とにかく関西は久しぶりなので(ごぶさたしてて、ほんとごめんね〜)。みなさんお時間みて是非。六甲、楽しみましょう。どうぞよろしくお願いします。おれは4時半頃に出ると思います。 7月11日 アメリカから古本の写真集が届く。イタリアの海水浴場の18年の記録。遠い風景に浸りきる。夕方、すごくきれいな空を見た(写真) BGM : Andy Roberts 『Home Grown』 (AMPEX盤) 7月9日 正午に秋葉原。某スタジオにて『Player』誌の取材。ペンタングルについて語る。歩いて御茶ノ水ディスク・ユニオンで中古LP2枚。5分遅れで山の上。恒例の書籍取材。表紙の試し撮り写真が「仮」ながら最高。都合6時間喋りっぱなし。外苑前に移動して東急エージェンシーT氏とお仲間との千代田線飲み。映画にめちゃくちゃくわしいコピーライターN氏とは映画問答。鈴木清順「悲愁物語」の話も。ビール、ワイン、チーズ、ワイン、チーズ、ワイン…。夜明けのタクシーで爆睡。 BGM : Penguin Cafe Orchestra 『Concert Program』 7月7日 近代美術館へブレッソン展「知られざる全貌」を観にゆく。ヴィンテージ・プリントの部屋が圧倒的。アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの肖像がたまらない。 7月6日 原稿書きの合間に、おふくろの道具を借りて30年ぶりに水彩画を描いてみた。若い頃に得た絵作りの感覚は不変。時間みて描き続けてみようと思った。皮まで食える種なしのぶどう「ナガノパープル」、旨い! BGM : Pentangle 『Basket Of Light』 7月5日 利根川渡ってマッサージに行った。夜中にVHSで「僕の村は戦場だった」を観る。タルコフスキー作品では寝ないで観れた珍しい1本。ピンでのデヴュー作なのにすべてがここにそろっている。観終えてしばし夢心地。 BGM : Essra Mohawk 『Primordial Lovers』 7月2日 11時すぎにロビー集合。あわただしくバスに乗って寝て空港。飛行機でも寝てあっという間に帰京。現実は雨空。東京の湿度が昔の蒲団のように重たい。 BGM : Aretha Franklin 『The Queen In Waiting : The Columbia Years 1960-1965』 7月1日 さらさらとした空気。じつにさわやかな朝11時に喫茶店。最高のコーヒーを2杯。狸小路でソフトクリーム買い食い。フレッシュエアにてLPを2枚ほど購入。歩いてホテル戻って会場入り。リハ。今回のライヴはカスタネット那須さんの「直枝さん札幌でライヴやってください」という言葉で動いた。そこで7th Floorやキャッチ・ザ・モノクロームのメンバーでもあるスピリチャル・ラウンジの新保くんがブッキングしてくれて、ノロタさんが企画をすすめてくれた。みなさんのパワーに感謝。お店もできたての時より随分音楽を吸い込んできたなという印象。いいお店。重要な歌詞カードを半分、うっかりケースにいれたまま何日か前にゆうばり出演バンド東京組の機材車に預けてしまったので楽曲確認は今日。調整。何気に半音下げで「火の玉ボーイ」口ずさんだら良い感じ。レコレコへ出かけてアリーサのコロムビア・イヤーズのCDを購入。新保くんに教わった回転寿司で11皿食す。旨い。サーモン絶品。一旦ホテルに戻り着替え。会場入り。お客さんもぎっちり入っている。ベベチオ早瀬くんとダメ男談義。今回は半分は即興で決めたので曲順は覚えていないが1時間20分くらいやったかも。企画者のノロタさんに「直枝さんたくさんやってください」と言われていたのだ。じつはカヴァーはあまりやりたくないんだけど、歌わずにはいられないものはいつか歌うし、過去に無理なくかたちにできたカヴァー曲はいつまでも自分の曲と同じ気分で向き合える。「夢は果てしなく」「火の玉ボーイ」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」とめずらしくカヴァーも3曲。とにかくいい汗かいて、気持ち良く歌わせてもらった。打ち上げはジンギスカン。テキトーに飲みつつ、かぎりなく生に近いラム肉をたらふく食う。その後、また松竹谷さんのお店へ。大盛り上がりで、今日の札幌ライヴはカブってたぞーというメンツ。松永さんエマーソンさんはもちろん、ヒート・ウェイヴの山口氏も。お互い長いけど、はじめて話すねーと。朝3時には外は明るくなるが、そこいらから松竹谷さんのゆうべのライヴ録音をがんがんにかけて歌い踊りまくり。めちゃくちゃ盛り上がった。最高にピュアでハッピーな夜明け。 BGM : 松竹谷清ライヴ音源の「ロック・ユア・ベイビー」 6月30日 0時半に寝たが、暑くて5時30分に起床。朝からドカ食い。我が京急に乗って羽田8時15分に到着。飛行機搭乗前の恒例ポン・ジュースを飲む。最近、サングラスをかけるとみうらじゅん氏描くところのボブ・ディランに似てきたゆるずとボウと座る。〜移動〜 札幌、涼しい。バスにてゆうばり。BGMはルシンダ・ウィリアムス『ウェスト』にて、荒野を走る気分。鶏ダシを禁じているため、いざ現地で食べられるものがないと困るのでおにぎり一個持参してきた。食堂でみんながカレー食す中、サラダとおにぎり。ポカスカジャンさんと写真とった。ステージ前の楽屋にウエケン来訪。ゆうばり音楽祭でお世話になった田中さんとも6年ぶりに。本番。当日はリハなしゆえ、サウンドチェックを念入りに。こういうイベントでは一番重要な事だ。あわててやったら演奏どころではない。ひどいことになる。緑と風の中でスペードのエース、Super Zoo、学校で何教わってんの、Garden City Life、Angel、Paradise Express。とても気持よく演奏。半年ぶりのライヴ。今日はバンドの正月。鈴井さんとも久しぶりにお話。監督はすごいパワーをお持ちだ。着替えて屋台。ビール2杯、ジンギスカン弁当とさぬきうどんを。芝に座ってパフィを観る。カーテンコール後、移動。打ち上げでは映画『マンホール』の主役安田さんとホッケの話。半分はネタだと思っていたけど北海道の方たちは本当にホッケの骨を食うらしい。札幌までバス移動。道中は寝る。夜中にスタッフと飲み。居酒屋でホッケと刺身、アスパラを食し、久しぶりに松竹谷清さんのお店へ。松永さんやエマーソン北村さんらも飲んでおられた。松竹谷さんも明日ライヴで、さっきまで店内でリハをやっていたそうだ。 BGM : ルシンダ・ウィリアムス『ウェスト』
by straight_branch
| 2007-07-12 13:20
| 直枝政広のドンキー日記
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